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福泊の旅 泊まる、見つける、福岡のいま|福岡

福泊の旅 泊まる、見つける、
福岡のいま|福岡

宮地嶽神社と伊野天照皇大神宮の写真

A)宮地嶽神社参道は宮地浜からまっすぐに。この一本道に夕日が重なる「光の道」は10月と2月に拝める
B)周囲の木々と一体となって厳かな気配に包まれる伊野天照皇大神宮。神功皇后(じんぐうこうごう)が天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭って建立したとされる

泊まってゆっくり過ごすことで初めて見つけられる風景があります。「福泊の旅」は、1泊2日で出掛けるからこそ出会える福岡の風景をご紹介するシリーズです。

福岡

厳かな社(やしろ)を訪ね東へ西へ 福岡三社、初詣の旅

新年の初詣は、三社参りを兼ねて福岡地域の身近な魅力を探す旅へ。まずは「篠栗九大の森」からスタート。池の周囲を巡る遊歩道を15分ほど歩けば、知られざる絶景と話題になった風景が。雨が降った後は、水辺の森に生えるラクウショウ(ヌマスギ)の木々が古代に誘うように幻想的な姿を見せてくれます。次に向かうのは久山町にある“九州のお伊勢さま”と呼ばれる伊野天照皇大神宮(いのてんしょうこうたいじんぐう)。伊勢神宮を模した社殿は、周囲の森に静かに溶け込んで厳かな雰囲気。清い空気に触れて心も整うひとときです。そして夕暮れを前に足を運びたいのが宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。宮地浜から続く参道の一本道に夕日が重なる「光の道」も話題のスポット。

糸島付近で宿泊すれば、翌朝は朝日を眺める散策も。今宿の海岸では博多湾を挟んだ海の中道辺りから日が昇る。シンと冷えた空気の中、美しい朝焼けに出会えれば、身も引き締まり神々しい気持ちに。そして糸島半島をぐるりと。人気スポットも多いですが、この機会にぜひ伊勢神宮にゆかりのある櫻井大神宮(さくらいだいじんぐう)へ。社殿に手を合わせ、今年一年の無事を祈ります。旅の締めくくりは糸島の冬の味覚、焼きガキを楽しんで。

篠栗九大の森の写真

1.篠栗九大の森は、九州大学の敷地内にある17ヘクタールの森。蒲田池(かまたいけ)の周りを巡る約2キロメートルの遊歩道沿いにさまざまな植物を見ることができる

水路で錦鯉が泳いでいる写真

2.伊野天照皇大神宮に向かう道には清らかな水路があり、鮮やかな錦鯉の姿も

  • カフェ「茶舎」の内観写真
  • 茅乃舎の外観写真
  • 3.4.お参り後の休憩は食事処「御料理 茅乃舎(かやのや)」のカフェ「茶舎(ちゃや)」でのんびり

宮地嶽神社のおおしめなわの写真

5.宮地嶽神社の本殿には長さ11メートル、重さ3トンの日本一の大注連縄(おおしめなわ)が

宮地浜でウインドサーフィンを楽しむ人たちの写真

6.「光の道」の入り口でもある宮地浜には冬の風に乗ってウインドサーフィンを楽しむ人たちの姿

博多湾の朝日の写真

7.穏やかな博多湾を朝日が染めていく冬の朝。シンと冷えた空気に身が引き締まる

  • 岩戸宮の写真

    8.9.櫻井神社の本殿の裏に神様を祭る岩戸宮があり、龍の飾りも美しい。

  • 岩戸宮にある龍の飾りの写真
  • 櫻井大神宮の写真
  • 禰宜の外山貴寛さんの写真
  • 10.11.伊勢神宮の内宮・外宮の分霊を祭る櫻井大神宮と神職である禰宜(ねぎ)の外山貴寛(とやまたかひろ)さん

  • カゴいっぱいの牡蠣の写真
  • 網で牡蠣を焼いている写真
  • 12.13.糸島半島のドライブは、冬の味覚を代表する焼きガキを楽しんで。各漁港には常設のカキ小屋ができ、多くの人が訪れる

●御料理 茅乃舎 [住所]糟屋郡久山町猪野櫛屋395-1 [電話]092-976-2112

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FUKUOKA 2DAYS、福岡マップのイラスト

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