福泊の旅 泊まる、見つける、福岡のいま|福岡
福泊の旅 泊まる、見つける、
福岡のいま|福岡
泊まってゆっくり過ごすことで初めて見つけられる風景があります。「福泊の旅」は、1泊2日で出掛けるからこそ出会える福岡の風景をご紹介するシリーズです。
福岡
厳かな社(やしろ)を訪ね東へ西へ 福岡三社、初詣の旅
新年の初詣は、三社参りを兼ねて福岡地域の身近な魅力を探す旅へ。まずは「篠栗九大の森」からスタート。池の周囲を巡る遊歩道を15分ほど歩けば、知られざる絶景と話題になった風景が。雨が降った後は、水辺の森に生えるラクウショウ(ヌマスギ)の木々が古代に誘うように幻想的な姿を見せてくれます。次に向かうのは久山町にある“九州のお伊勢さま”と呼ばれる伊野天照皇大神宮(いのてんしょうこうたいじんぐう)。伊勢神宮を模した社殿は、周囲の森に静かに溶け込んで厳かな雰囲気。清い空気に触れて心も整うひとときです。そして夕暮れを前に足を運びたいのが宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。宮地浜から続く参道の一本道に夕日が重なる「光の道」も話題のスポット。
糸島付近で宿泊すれば、翌朝は朝日を眺める散策も。今宿の海岸では博多湾を挟んだ海の中道辺りから日が昇る。シンと冷えた空気の中、美しい朝焼けに出会えれば、身も引き締まり神々しい気持ちに。そして糸島半島をぐるりと。人気スポットも多いですが、この機会にぜひ伊勢神宮にゆかりのある櫻井大神宮(さくらいだいじんぐう)へ。社殿に手を合わせ、今年一年の無事を祈ります。旅の締めくくりは糸島の冬の味覚、焼きガキを楽しんで。
●御料理 茅乃舎 [住所]糟屋郡久山町猪野櫛屋395-1 [電話]092-976-2112