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「福岡県ブロックチェーンフォーラム2023」を開催します!

発表日:2023年10月13日 11時00分 印刷
担当課:
商工部新産業振興課
直通:
092-643-3453
内線:
3777、3778
担当者:
田中、逆瀬川
  •  高い安全性を保ちながら、低コストでシステム運用できるデジタル技術「ブロックチェーン(※1)」が現在注目されており、様々な分野での活用が期待されています。
  •  本県ではこれまで、産学官による「福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議(※2)」を中心にIT産業の振興を図っており、その一環としてブロックチェーン技術の振興および拠点化を推進しています。
  •  このたび、11月13日(月)にソラリア西鉄ホテル福岡において、ブロックチェーンに対する認知度向上や導入促進を目的とした標記フォーラムを開催します。
  •  今回で4回目となる本フォーラムでは、(株)bitFlyer Holdings グループ事業戦略部 部長の金光 碧氏や、(株)Progmat 代表取締役 Founder & CEOの齊藤 達哉氏など、業界のキーマンをお招きし、「web3(※3)時代のFintech」をテーマとして、「DeFi」(※4)や、今後、普及が期待されるステーブルコイン(※5)等に関するトークセッションを行い、「web3」の最新動向を、ここ「福岡」から発信します。
  •  そのほか、県内大学生によるブロックチェーン技術ワークショップの成果発表や福岡発ブロックチェーン関連プロダクトの発表も行います。
  •  また、福岡で活躍するクリエイター「NIKO24」(※6)氏とのコラボレーション企画として、本フォーラム参加記念となる当日限定の特製NFT(※7)アートの配布も行います。
  •  11月8日(水)まで参加者を募集します。お申込みをお待ちしております。

 


 

≪開催概要≫

【日 時】 令和5年11月13日(月) 14時00分~16時30分(13時00分開場)

【場 所】 ソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区天神2-2-43)

【定 員】 150名(事前登録制)

 ※先着順のため、定員を超えた場合は、途中で募集を終了させていただきます。

【参加費】 無料

【主 催】 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議

【共 催】 飯塚市

【協 力】 FBA(Fukuoka Blockchain Alliance)

【申 込】 

 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議ホームページからお申し込みください。

  https://www.digitalfukuoka.jp/events/275

 ※申込締切:11月8日(水)まで

【その他】 

 中止・延期またはオンライン開催等などの開催方法の変更を行う場合があります。その場合は、福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議のホームページ等にてお知らせいたします。

【次 第】

1.開会挨拶(14時00分~14時05分) 福岡県副知事

2. トークセッション1(14時05分~14時50分) 「web3時代のFintech」

  スピーカー :金光(かねみつ) (みどり) 氏((株)bitFlyer Holdings グループ事業戦略部部長)

          :齊藤(さいとう) 達哉(たつや) 氏((株)Progmat 代表取締役 Founder & CEO)

  モデレーター:設楽(しだら) (ゆう)(すけ) 氏((株)幻冬舎「あたらしい経済」 編集長)

3. ブロックチェーン技術ワークショップ成果発表(14時50分~15時10分)

   (休憩:10分)

4. 福岡発ブロックチェーン関連プロダクト発表(15時20分~15時40分)

 (1)(株)オケイオス 「地域支援エコシステム『街の健康手帳』」

 (2)(株)chaintope  「トレーサビリティ証明モデル事業」

5. トークセッション2(15時40分~16時30分) 
  「ブロックチェーンを活用した地域における新たなビジネスの可能性」

  スピーカー :牛島(うしじま) 卓二(たくじ) 氏(九州旅客鉄道(株) 事業開発本部 デジタル事業創造部 副課長)

          :平田(ひらた) 剛久(よしひさ) 氏(アビスパ福岡(株) 執行役員)

  モデレーター:正田(しょうだ) 英樹(ひでき) 氏(FBA(Fukuoka Blockchain Alliance)幹事長)

 


 

(※1) ブロックチェーン

AI、IoT、ロボット、ビッグデータに並ぶ第4次産業革命を支えるデジタル技術であり、複数のコンピューターの情報をインターネットを介して鎖のように繋ぎ合い、高い安全性を保ちながら、やり取りし合うもの。第三者からのデータの改ざんを防ぎ、また、低コストでシステム運用できることから、オンライン上での金融取引やトレーサビリティなど、様々な分野での活用が期待されている。

 

(※2) 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議

開発効率が高くスタートアップと親和性の高い国産プログラミング言語Rubyと、Rubyをものづくり分野でも活用できるよう国の支援を得て開発した本県発の組込み等言語mruby(軽量Ruby)を核に、IT・IoTスタートアップの育成・集積のため、製品開発助成、販路開拓支援、人材育成等の支援を実施。

【設 立】 2012年7月 【会  長】 Ruby開発者 まつもと ゆきひろ

【会員数】 会員851(令和5年10月現在) 企業、大学、行政 等

 

(※3) web3

 次世代インターネットとして注目される概念。巨大なプラットフォーマーの支配を脱し、分散化されて個と個がつながった世界。電子メールとウェブサイトを中心としたWeb1.0、スマートフォンとSNSに特徴付けられるWeb2.0 に続くもの。

 

(※4) DeFi

 正式名称は「Decentralized Finance」(分散型金融)で、読み方はディー・ファイ。改ざんが難しいブロックチェーン技術を基盤とし、中央集権的な管理者を必要としない金融サービスのこと。

 DeFiは、既存の金融サービスとは異なり、銀行や企業などの管理者を介さずに、ユーザー同士が直接取引可能という特徴があり、国籍や居住地に関係なく誰もが平等に同じサービスを利用可能、高速・低コスト、個人情報の提示や本人確認が不要、24時間365日いつでも利用可能などのメリットがある。

 

(※5) ステーブルコイン

 価格の安定性を実現するように設計された暗号資産(仮想通貨)のこと。裏付資産がないため価格変動が激しく、決済手段としての活用が進まない暗号資産の普及を促し、実用性を高めるために設計された。

 価格を安定させる仕組みの違いから、主に4つの種類に分類され、米ドルなどの法定通貨との交換比率を固定する「法定通貨担保型」、特定の暗号資産を担保にコインを発行し、価格を連動させる「暗号資産担保型(仮想通貨担保型)」、金や原油などの商品価格の値動きに連動させる「コモディティ型」、アルゴリズムによってコインの流通量を調整する「無担保型」がある。

 

(※6) NIKO24

 福岡出身、福岡市在住のNFTアーティスト。国内のNFT時価総額2位を記録した「NEO TOKYO PUNKS」(NTP)など、コレクター間で人気が高いNFTプロジェクトを運営する、NFTアートクリエイターの先駆者。

 

(※7) NFT

 正式名称はNon-Fungible Token(非代替性トークン)で、読み方はエヌ・エフ・ティー。改ざんが難しいブロックチェーン技術を使って、アートや音楽作品等の作者や所有者の情報を保証するデジタル資産のことを指す。コピーが容易なデジタル作品を唯一無二の本物と証明できるようになり、転売などの取引履歴もたどることができることから、コンテンツ分野での活用が期待されている。