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田川地域農業振興協議会土地利用型部会が視察研修を実施

更新日:2024年2月8日更新 印刷

大豆及び麦類の新品種について学ぶ

 管内の市町村、JA、普及指導センター等で構成する田川地域農業振興協議会土地利用型部会は、1月16日に大豆の単収と品質向上および麦類の品種開発の実情と動向把握を目的とする視察研修を開催しました。今回は、今後の生産振興に活かすため、農林業総合試験場で大豆および麦類栽培の新品種について学びました。
 試験場の担当者より、大豆の新品種「ふくよかまる」が開発された背景と、品種特性について説明がありました。品種特性は、従来の品種と比較して安定して10パーセント程度多収であることや、6月下旬に早播しても倒伏や青立ちの発生が少ないこと、加工特性に優れること等でした。麦については、試験場における育種の状況と、有望品種についての説明がありました。有望品種は、従来の品種と比較して穂発芽しにくく、10センチメートル以上短稈であり極めて倒伏しにくい特性を持つことから、安定生産とタンパク成分の向上が期待されます。
 質疑応答では、「播種時期別の出芽率の違い」や「播種法と除草剤処理を組み合わせた雑草対策」など、積極的な質問がなされました。また、「麦の有望品種の試験を田川地域のほ場で行い、作物の生育を実際に見てみたい」という声も上がりました。
 普及指導センターでは、今後も関係機関と連携し、田川地域の土地利用型農業の振興に取り組んでいきます。

熱心に話を聞く部会員
ラベルで区切られた新品種ほ場

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