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福岡県の現状

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月8日更新

はじめに

 この項で取り扱う統計情報(全国及び福岡県)は、「全国と福岡県の自殺者数の推移」では厚生労働省が公表している「人口動態統計」をもとに、そのほかのものは厚生労働省の「地域における自殺の基礎資料」をもとに作成しています。両者の数値は調査対象等の違いのため一致しません。

 

全国と福岡県の自殺者数の推移

 平成に入り年間2万人台前半で推移していた自殺者数は、平成10年に3万人超に跳ね上がり、以後約10年間は3万人前後で横ばいでした。平成22年に全国の自殺者数が3万人を割り込み、それ以降は年々自殺者数が減少しており、平成28年は21,017人とさらに前年を下回りました(図1上)。

 このような傾向は福岡県でも同様にみられ、県内では平成10年から年間1,000人超の自殺者が毎年続く状況でしたが、平成26年は993人と16年ぶりに1,000人を割り込み、平成28年は825人でさらに前年を下回る結果となりました(図1下)。

 自殺者総数における男女の比は、年により変動が見られるものの、おおむね男性が女性の2倍超となっています。

全国と福岡県の平成8年から28年までの総数、性別の自殺者数の推移を表した折れ線グラフです。

 

(図1)自殺者数の推移(平成8年から平成28年、厚生労働省人口動態統計)

性・年代別の自殺者数、自殺死亡率

 県内の性、年代別の自殺者の割合について、平成25年から29年までの5年平均をみますと、男性では40歳代、50歳代、60歳代の割合が多く、女性では40歳代から70歳代の割合が多い状況です。

 県内の平成25年から29年までの5年平均の性別、年代別の自殺者の割合を表した棒グラフです。

 

 

 (図2)性・年代別の自殺者割合 (自殺総合対策推進センター「地域自殺実態プロファイル(2018)」)

 

 

 県内の性、年代別の自殺死亡率について、平成25年から29年までの5年平均をみますと、男性では80歳以上が最も高く、次いで50歳代、70歳代の順となっており、女性では70歳代が最も高く、次いで50歳代、60歳代の順で高い状況です。

県内の平成25年から29年までの5年平均の性別、年代別の自殺死亡率を表した棒グラフです。

 (図3)性・年代別の自殺死亡率(10万対) (自殺総合対策推進センター「地域自殺実態プロファイル(2018)」)

 

県内の職業別の状況

 県内の職業別の自殺の状況について、平成25年から29年までの5年平均をみますと、男性では「無職者」が52.9%を占めて最も多く、次いで「被雇用者・勤め人」(32.1%)、「自営業・家族従業者」(10.6%)の順で多くなっています(図4上)。 女性においても「無職者」が79.7%を占めて最も多く、次いで「被雇用者・勤め人」(14.4%)、「学生」(3.3%)の順となっております(図4下)。

県内の平成25年から29年までの5年平均の男性の職業別の自殺者の割合を表した円グラフです。

県内の平成25年から29年までの5年平均の女性の職業別の自殺者を表した円グラフです。

(図4)県内の職業別自殺者数の構成割合(平成25年から29年、厚生労働省「地域における自殺の基礎資料」)

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