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訪問歯科診療に関するご案内
更新日:2023年9月11日更新
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ご自宅や施設等で歯科専門職による歯と口の健康管理を!
歯と口の健康の全身への影響
歯や口が健康であることは、食べる楽しみ、話す楽しみなど生活の質(Quality of Life:QOL)に関連するのはもちろんのこと、全身の健康とも深く関わっています。
むし歯や歯周病が原因の痛みや歯の喪失などによって食べ物が噛みにくくなったり、また口の動きにかかわる筋力の低下や唾液の分泌量の低下などによって飲み込みにくくなったりすると、栄養の偏りやエネルギー不足に陥りがちとなり、結果として筋力や免疫力の低下につながります。
筋力が低下すると運動機能が低下して活動も不活発になり、体力だけでなく認知機能の低下の引き金にもなります。また免疫力が低下すると様々な病気にかかりやすくなり、特に飲み込む機能の低下と合わせて、誤嚥性肺炎のリスクが増加します。
訪問歯科診療
むし歯や歯周病の治療だけでなく、その予防や口の機能の維持・向上のためにも、歯科専門職による歯と口の健康管理は不可欠です。
かかりつけ歯科医で定期的に健康状態をチェックしてもらうことが重要ですが、病気や障がい、高齢であること等の理由で歯科医院へ通うことが困難な場合は、訪問歯科診療として、自宅や施設等で歯科診療や専門的口腔ケアを受けることができます。
在宅歯科医療連携室・口腔管理推進室
県内15か所に設置されている在宅歯科医療連携室・口腔管理推進室では、高齢や病気、障がいなどにより、歯科医療機関に通うのが困難な方で、歯やお口のことでお困りの方、食べることに支障のある方などを対象に、無料で歯科衛生士などによる相談や訪問を行っています。