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女性農村アドバイザーOB会緑の風 総会研修会を開催(南筑後普及指導センター現地情報No.19)
更新日:2025年9月1日更新
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世代を超えてつながる女性たち 農村の未来を育む交流
福岡県女性農村アドバイザーOB会緑の風は、女性農業者のリーダー育成、社会参画と相互の交流を図るため、8月20日に柳川市にて総会・研修会を開催し、県内各地の会員および関係機関から計89名が参加しました。
農業者の減少で農村女性グループ活動が縮小傾向にある中、研修会講師の古野氏は、農業が食料生産に加え、人々の心を豊かにする不可欠な存在であると語りました。女性農業者の生き生きとした活動には交流が重要であり、持続的な活動のためには皆で考えることが大切であると訴えかけています。
また、女性農業者一人ひとりの視点を広げ、社会参画を促す一助として、成清氏をナビゲーターに迎え、柳川ゆかりの北原白秋の世界を通じた文化的な学びも行われました。
交流会では、女性農業者同士の親睦が深まったのはもちろん、多忙な中で培われた特技や趣味が披露されました。自己を磨き、意欲的に活動するこうした姿は、参加者にとって「大きな刺激になった」との声が聞かれました。
活動をより良く継続していくために、会の運営や活動内容をより実情に即したものに見直していこうという声が参加者から上がっています。当センターは、こうした女性農業者の意欲に応え、今後も関係機関と連携し支援を継続していきます。
