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八女で茶園づくりの技術を競う
更新日:2023年12月13日更新
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~令和5年度福岡県茶園共進会を開催~
11月28日~11月30日、「福岡の八女茶」生産者の茶園管理技術の向上を目指して、福岡県茶園共進会が開催されました。この共進会は、福岡県茶生産組合連合会と全国農業協同組合連合会福岡県本部の共催により、毎年実施されているものです。
共進会では、県内の茶の技術者や研究者ら13人が審査員として、関係機関25人が審査補助員として、県内各地区予選審査を経て出品された上位成績茶園(煎茶園35点、玉露園15点、幼木園7点)の、ほ場形態、茶樹の管理技術の審査を行いました。
厳正な審査の結果、各部門の1位は次のとおりとなりました。
煎茶園の部1位(農林水産大臣賞交付予定) 八女市黒木町 坂田輝彦さん
玉露園の部1位(農林水産大臣賞交付予定) 八女市黒木町 小山田幹男さん
幼木園の部1位(福岡県知事賞交付予定) 八女市広川町 山崎健太郎さん
本年は夏期の高温・干ばつ、秋期の長雨・温暖化により管理の難しい状況でしたが、上位成績の茶園は管理が行き届いており、生産者の茶園管理技術の高さがうかがえました。
八女普及指導センターは、共進会をとおして高品質な八女茶の生産を支援していきます。