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農業経営管理力向上のための研修会を開催しました
更新日:2024年2月29日更新
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新規就農者の経営力を強化
農業分野における担い手不足解消のためには、新規就農者の育成・定着は非常に重要な課題になっています。一方で、新規就農者、とりわけ農外からの新規参入者は経営基盤が脆弱であり、当初計画通りに進んでいないケースも散見されています。
そこで、2月9日、JAにじ管内農業振興協議会の主催で、JAにじ耳納の里研修室(うきは市吉井町)において、新規就農者向けの経営管理力向上研修会を開催しました。
講師に県のトップランナー育成コースで長年講師を務められている公認会計士の原田佑嗣先生を迎え、これから農業で成功するために必要な「数値に基づいた経営管理の重要性」について講演していただきました。
新規就農者であっても、経営者として正しい判断を下していくためには、納税のための決算書ではなく、内部管理のための会計を自身で行うこと。そのためには、法人の決算書を参考に品目ごとの営業利益や製造原価を常に意識しておく必要があるといった話を新規就農者に問いかけながら、話されました。
今後の経営に重要な話ばかりであったことから、多くの質問が出るなど大変盛況な研修会となりました。
普及指導センターでは、今後も新規就農者支援のための研修会等を企画していきます。