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No.36キュウリの害虫被害軽減へ向けた対策

更新日:2024年3月26日更新 印刷

 近年、温暖化の影響で害虫の発生が増加し、キュウリ生産現場においてもここ数年、害虫による被害が問題となっています。JA筑前あさくら冬春きゅうり部会では重要な課題ととらえ、害虫による被害軽減のための検討を行っています。今シーズンは、粘着シートを活用した予察調査と天敵昆虫を活用した試験に取り組んでいます。

 予察調査として全生産者のほ場に粘着シートを設置することで、害虫の捕殺状況に応じて農薬の種類や散布のタイミングを決めるなど、より効率的かつ効果的に防除を行えるようになりました。さらに、3月1日に農薬メーカーと連携し、一部の生産者ほ場で天敵昆虫資材である「バンカーシート」を設置しました。これは、春季に増加するアザミウマ類やコナジラミ類の卵と幼虫を捕食し、被害を減らすことが目的で、高い防除効果が確認できれば全生産者で導入する予定です。

 普及指導センターでは、病害虫によるキュウリの被害軽減のため引き続き支援を行っていきます。

害虫の予察調査を行うため使用している粘着シート
天敵昆虫資材を設置し、害虫被害を軽減する

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