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No.8部分浅耕一工程播種で梅雨の合間に大豆の適期播種

更新日:2023年7月31日更新 印刷

大豆新品種「ふくよかまる」の収量向上対策

JA筑前あさくら管内では本年産から大豆の全面積が新品種「ふくよかまる」に切り替わります。当品種の「草丈が短く倒れ難い」という特性を発揮するには適期播種が重要であるため、普及指導センターではJAと連携して梅雨の合間に播種可能な「部分浅耕一工程播種技術」の拡大を図っています。また、当技術は播種前の耕起を省略するためトラクタの燃料消費量が減り、CO2の削減によりワンヘルスの取り組みに寄与する技術でもあります。

本年は、7月3日に153mm、7月7~10日にかけては465mmという記録的な豪雨があり、その間も断続的な降雨があったため、適期播種が困難な状況でした。

そのような状況の中、本年から「部分浅耕一工程播種」を導入した筑前町夜須地区の農家では、7月16日から播種を開始し、7月21日までに8haの播種を完了することができました。7月25日時点では既に初生葉も展開して順調な生育です。

この農家は、「雨の後でも早めに播種できたが、もう1日早く播いても良かった」「今まで播種前に2回耕起していたので、大幅に省力化できて、トラクタの爪代と燃料代も節約できた」と高評価でした。

 普及指導センターは、今後も関係機関と連携して大豆の収量向上を通して農家の所得向上を支援してまいります。

部分浅耕一工程播種指導の様子(7月6日)
初生葉が展開している大豆の様子(7月25日時点)

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