新型コロナウイルスワクチンの接種が始まります
円滑なワクチン接種に向けて、県と各市町村では体制の整備を進めています。ワクチンの供給に合わせて、現在、医療従事者から優先して接種が行われています。それ以外の人は、十分な供給体制が整った後、順次接種が受けられるようになります。
※ワクチン接種による効果と副反応のリスクの双方を理解した上で、自らの意思で接種を受けていただきます。なお、接種は強制ではありません接種の優先順位
- ①医療従事者
- ②高齢者
- ③基礎疾患を有する人
- ④高齢者施設などの従事者
- ⑤60~64歳の人
- ⑥①~⑤以外の人(接種日時点で16歳以上)
接種費用
無料(全額公費負担)
接種券
順次、お住まいの市町村からご自宅に接種券とお知らせが届きます。ワクチン接種の際は、事前予約の上、接種券と本人確認書類を接種場所へお持ちください。
接種場所
お住まいの市町村の医療機関や接種会場
接種回数
2回の接種が必要です(1回目と2回目の接種は3週間程度の間隔を空ける必要があります)
接種の効果
2回の接種によって95%の有効性で発症を防ぐ効果が認められています。
ワクチンを受けた人から他人への感染をどの程度予防できるかはまだ分かっていません。
ワクチン接種後も、マスクの着用や3密の回避など引き続き、感染防止対策を継続しましょう。
副反応
ワクチンが免疫を付ける反応を起こすことにより副反応が生じる可能性があります。
①通常起こり得る症状
通常は数日以内に治まりますが、症状が続く場合や重症の場合は、接種医やかかりつけ医などにご相談ください。
症状 | 発現 割合 |
---|---|
接種部位の痛み | 80% |
疲労・倦怠感 | 60% |
37.5度以上の発熱 | 33% |
②アナフィラキシー(急性のアレルギー症状)
接種後まれに、じんましんやショック症状などが出る場合があります。万が一発症した場合は、医療従事者が迅速に必要な対応を行います。
なお、米国では100万人に5人(0.0005%)程度の発症と報告されています。
接種後の健康被害救済制度
副反応による健康被害に備えて、
予防接種法に基づく救済制度(医療費・障害年金などの給付)が設けられています。
ワクチンに便乗した詐欺にご注意ください!
- ワクチン接種は無料です
- 行政機関などが金銭や個人情報を電話やメールで求めることはありません
〈消費生活センターに寄せられた相談事例〉
- ●「お金を振り込めば、優先的にワクチン接種ができる」という電話があった
- ●「友人を紹介すると、優先的にワクチン接種ができる」というメールが届いた
新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン
0120-797-188
消費者ホットライン (局番なし)
188
警察相談専用電話
#9110
※上記のような電話やメールがあったらご相談ください
※3月30日の情報に基づき、作成しています。掲載内容は、今後の状況により変更となる場合があります
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●県民情報広報課 ☎092-643-3102 ファクス092-632-5331
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