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災害に備えて、いま準備を

1防災情報の収集~情報を収集して早めに避難しましょう~

(1)福岡県防災ホームページ

http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/

 地域防災計画や災害に関する知識などのほか、大雨や地震などの災害・緊急情報を随時掲載しています。

(2)防災メール・まもるくん

http://www.bousaimobile.pref.fukuoka.lg.jp/

 災害時の情報などをメールでお知らせします。利用には事前の登録が必要です。

【防災メール・まもるくんの4つの機能】
  • ①防災気象情報や避難勧告などをお知らせ
  • ②災害時の安否情報通知
  • ③地域の安全に関する情報
  • ④福岡県避難支援マップ

2備蓄品の準備~最低3日分、できれば5日分準備しましょう~

飲料水・食糧・調理器具など

  • □飲料水(1人1日3リットル)
  • □食糧(1人1日3食分)
  • □カセットコンロ、カセットボンベ

生活用品

  • □携帯ラジオ、懐中電灯、乾電池
  • □救急セット、常備薬
  • □簡易トイレ、トイレットペーパー、生理用品
  • □軍手、マスク、防寒具、雨具

3風水害に備える~梅雨の時期は特に注意しましょう~

(1)ハザードマップ

 各市町村では浸水被害や土砂災害などのハザードマップを作成しています。日ごろから、お住まいの地域の危険箇所(過去に浸水した場所など)や避難経路をあらかじめ確認しておき、早めの避難につなげましょう。
 ハザードマップについては各市町村の防災担当課までお問い合わせください。

(2)福岡県土砂災害危険度配信システム

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/youhai-mail.html

 土砂災害による犠牲者の多くを占める高齢者や乳幼児などの要配慮者が利用する施設(土砂災害警戒区域内)の管理者に、土砂災害の発生危険度をメールやファクスで配信します。

4地震に備える~備えることで危険を減らしましょう~

(1)家具の固定

  • ○家具の固定は今すぐできる地震対策です。家具が転倒や移動をしないようしっかり固定しましょう。
  • ○家の中に閉じ込められることがないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう。
  • ○ガラスには飛散防止フィルムを貼りましょう。

(2)住宅の耐震化

 建物の倒壊や損壊から命や財産を守るため、耐震診断を受けて、必要な補強をしておきましょう。

(3)安否確認の方法や連絡手段を決めておく

 地震が発生すると、電話が不通になったり、つながりにくくなったりするため、家族同士で安否を確認し合うための緊急時の連絡手段を決めておきましょう。

  • ①「防災メール・まもるくん」への登録
  • ②NTTや携帯電話各社の「災害用伝言サービス」
  • ③自宅や避難先に、自分の状況を記したメモを残す など

〜弾道ミサイル落下時の行動について〜

 近年、北朝鮮により、弾道ミサイルの発射が繰り返されています。
 万が一の場合には、全国瞬時警報システム(Jアラート)により国から市町村などへ警報が伝達されますので、日ごろから情報に注意してください。警報が出された場合は、早急に以下の行動を取ってください。
 その後は、情報に注意しながら、国や自治体からの指示に従い、冷静に行動してください。

(1)屋外にいる場合

 爆風や破片から身を守るために、近くにあるできるだけ頑丈な建物(コンクリート製の建物など)や、地下街などの地下施設に避難してください。
 周囲に適当な建物がない場合は、物陰に隠れるか、地面に伏せて頭を守ってください。

(2)屋内にいる場合

 爆風でガラスが割れる恐れがあるため、窓からなるべく離れるか、できれば窓のない部屋へ移動してください。

福岡県知事 小川洋
 県では、平成28年熊本地震の教訓を生かすため、課題とその対応策について、支援する側、支援を受ける側の両面から検討を行い、今年3月、その結果を取りまとめました。
 この検討結果に基づき、現在、県地域防災計画をはじめ、各種計画・マニュアルの見直しを進めています。また、これらの計画を基に防災訓練を実施し、その結果を検証し、必要に応じてこれらの計画の見直しを行い、それを積み重ねることによって、防災対応力の実効性を高めていきます。
 災害は、「とき」「ところ」「ひと」を選びません。日ごろの備えが大切です。これからも、「安全・安心、災害に強い県づくり」に取り組んでまいります。県民の皆さまも、お一人お一人防災意識を高め、自らの安全を守っていただきますよう、よろしくお願いします。