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2020 冬号 WINTER 通巻601号 令和2年12月18日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

田川市の
取り組み

子どもたちに「伝え」「導き」
「繋(つな)ぐ」教育を

 

ICT教育の促進で深まる理解

 

 田川市では、「どの子にも分かる授業」「情報活用能力の育成」などを目標とし、まちぐるみでICT教育を推進しています。全小中学校の普通教室に電子黒板やデジタル教科書などのICT環境を整備し、今年度中にはタブレット端末を1人1台配布することを目指しています。また、機器の整備に合わせた教員研修も行われ、実際の授業でもスムーズに導入されています。こうした取り組みは「2020日本ICT教育アワード」で文部科学大臣賞を受賞するなど、先進的なモデルとして注目を集めています。

ICTを用いた授業の様子1
ICTを用いた授業の様子2 ICTを用いた授業の様子3
 

体験を通して学びを積み重ねる

 

 東京2020パラリンピックに出場する海外選手を受け入れるホストタウンに登録されている田川市。ユニバーサルデザインのまちづくりに取り組む姿勢が「先導的共生社会ホストタウン」として認定されています。市街地のバリアフリー化を進め、田川市総合体育館の敷地内には車いす対応の移動可能な宿泊設備「トレーラーハウス」を整備。また、心のバリアフリー研修、地元小学生によるバリアフリーマップの作成、パラスポーツ体験などにも取り組んでいます。市民からは「外国語を生かしたボランティアがしたい」「相手国の文化を理解したい」という声も上がるなど、市民の意識も変わりつつあります。

市街地のバリアフリー化の様子
パラスポーツ体験の様子

バリアフリーマップの写真

心のバリアフリー研修の様子

 

田川市
HOT TOPICS

福岡県出身の女優 池田(いけだ)エライザさん原案・初監督作品 田川市が舞台の青春映画『夏、至るころ』

12月4日から全国順次公開!
 

 自治体や市民の参加型プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第2弾として、田川市を舞台に製作された青春映画。市が地元の企業・団体などと協力し市民参加のワークショップやロケの炊き出し、オーディションの実施などさまざまな形で映画製作を支援。地元の高校生も「高校生応援隊」として、脚本のアイデア出しやロケーション探しなどに取り組みました。今の田川の何気ない日常の風景や多彩な食、そこで生きる若者たちを描いた『夏、至るころ』。幼なじみの少年2人と不思議な少女が出会ったひと夏の胸騒ぎが、美しい田川の風景と和太鼓が奏でる情緒的な音楽に乗って描かれています。

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http://www.natsu-
itarukoro.jp/

映画『夏、至るころ』のシーン1
映画『夏、至るころ』のシーン2
映画『夏、至るころ』のシーン3
 
 
映画『夏、至るころ』のシーン4映画『夏、至るころ』のシーン5映画『夏、至るころ』のシーン6

©2020「夏、至るころ」製作委員会

 

地元のイチオシ食材で考案されたオリジナルレシピ!

 

 ホルモンとジャガイモの煮込み料理「ホルじゃが」、田川育ちのピュアパプリカと地元産の酢を合わせた「パプリカピクルス」は、映画をきっかけに市民が考案したオリジナルレシピ。劇中にも登場する重要な「食」のアイテムです。

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https://vegetagawa.com/

 
「ホルじゃが」の写真
「パプリカピクルス」の写真
 
高校生の皆さん
ぼくらのレシピ図鑑

 「地域」×「高校生」×「食」をテーマにした青春映画製作プロジェクト。従来の商業映画と違い、企画の段階から自治体や市民が参加し、地元の食材や風景がたくさん登場するのが特徴。『夏、至るころ』は、このプロジェクトの第2弾として製作されました。

 
 

問い合わせ

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田川市役所
田川市中央町1-1
電話0947-44-2000(代表)
ファクス0947-42-9468

https://www.joho.tagawa.
fukuoka.jp/

映画のロケ地巡りMAPで
田川の町並みを楽しもう!

上映会やロケ地巡り、劇中に登場する食事を楽しむツアーを実施予定です。詳しくは市にお問い合わせください。

田川市ロケ地マップ