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2018 冬号 WINTER 通巻593号 平成30年12月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

きらめきマイタウン 那珂川市(なかがわし) 水と森林が美しい都市近郊部のオアシス

南畑(みなみはた)地区
那珂川市の南部に位置する地域。那珂川を挟んで脊振(せふり)の山々が迫る立地は、田園と自然豊かな風景が楽しめ、冬の雪景色もまた情感を誘う

 
 

博多南駅前ビル「ナカイチ」

博多南駅とつながる那珂川の東の玄関口として、今年3月にリニューアルオープン。交通の拠点以外にもカフェやコミュニティスポットもあり、多目的に利用できる

かわせみの里

中ノ島公園にあり、地元の生産者が育てた旬の野菜や総菜、加工品、中山間地区で採れたお米など、新鮮な食が集う。低価格で豊富な品ぞろえが地域でも評判の直売所

ミリカローデン那珂川

文化ホールをはじめ、図書館や屋内プールなどがあり、文化・スポーツを楽しめる公共施設。映画やコンサート、体験学習などのイベントも数多く開催されている

 

ふれあいこども館

正式名称は「那珂川市複合児童福祉施設」。子育て支援の拠点として、就学前の子どもと保護者を対象に、読み聞かせや講座などのプログラムを実施。遊び場を提供している

グリーンピアなかがわ

バンガローや野外バーベキュー場、山水プールのあるキャンプ村や花園、広場を備えた市営施設。自然を体感できる「五ケ山クロス」のスポットの1つ

岩門城跡(いわとじょうあと)

鎌倉時代から戦国時代まで、長い間山城として使われていた岩門城跡は、登山客や歴史ファンに人気のスポット。標高200メートルの頂上からは福岡平野を一望できる

 

五ケ山(ごかやま)クロス

平成31年3月に県営五ケ山ダム周辺にオープン予定。福岡都市圏に近いアウトドアの新拠点を目指し、キャンプサイトやリバーパークなどを備える

 

「ずっと住み続けたい」町から市への幕開け

 10月1日、町から市へと移行し、那珂川市が発足しました。福岡市に隣接するベッドタウンとして人口が増加し、平成27年の国勢調査で市制施行の要件を満たす5万人を突破。県内で29番目の市となりました。

 福岡都心部へのアクセスの良さ、市の7割が森林と、自然に囲まれ子育てしやすい環境や教育制度が整っていることなどが市の魅力。近年では、創作活動の場としても着目され、画家や作家をはじめ移住者を引きつけています。

 市が掲げる「ずっと住み続けたい」まちづくりは、未来を見据えながら成長を続けています。

福岡県の地図上における那珂川市の場所
那珂川市のキャッチコピー「ここから那珂川市 KOCO COLOR NAKAGAWA CITY」

那珂川市と住民の「ここから」始まる
未来を願って、名付けられました。

 
 

移住交流促進センター
「SUMITSUKE(スミツケ)

移住交流促進センター「SUMITSUKE(スミツケ)」外観

 市内でも那珂川の上流に位置する南畑地区。里山に位置するここを拠点に、地域の魅力や暮らしを紹介しながら、南畑地区への移住をサポートしています。

 移住相談、情報発信基地としての役割を担うと同時に、地域住民が気軽に集える憩いの場にもなっています。高齢化や人口減少の問題と向き合いながら、南畑を元気にし、次世代へとつなげるための取り組みに励んでいます。

 
 

Pick up《ピックアップ》

 

毘沙門天(びしゃもんてん)祭り

冬至の日に、大山住(おおやまずみ)神社境内にある毘沙門天で行われ、毘沙門様の「福銭」を財布に入れると、その年はお金に困らないといわれる

現人(あらひと)神社のおくんち

神功皇后、裂田溝(さくたのうなで)との関連が深い現人神社で、10月第3日曜日に開催される宮日(おくんち)。子どもたちの奉納相撲や流鏑馬(やぶさめ)を見に、多くの見物客が訪れる

南畑美術散歩

多くのアーティストが移り住む南畑地区の自然の中、毎秋開催されるイベント。アトリエ巡りに加え、地元農産物の販売や体験教室なども催される

 

新幹線ふれあいデー

毎年10月に博多総合車両所で開催されるJR西日本のイベント。ミニSL乗車体験や運転台見学などが楽しめ、子どもたちや鉄道ファンでにぎわいを見せる

ヤーコン

那珂川の特産物として注目され、中山間地で栽培されるようになったヘルシーな根菜。お茶やジュース、ドレッシングなどの加工品も作られている

問い合わせ那珂川市役所

那珂川市西隈1-1-1
電話092-953-2211(代表)
ファクス092-953-0688
https://www.city.nakagawa.lg.jp/

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