福岡・北九州の両都市圏に隣接する直方・鞍手地域。平成23年から、体験型プログラムを活用して人を呼び込むプロジェクト「ちょっくらふれ旅」を展開しています。Wふれ旅Wと名付けたのは、地元の人との触れ合いを楽しんでほしいという思いから。
「福岡、北九州からのアクセスも良いし、自然も豊か。のんびりできる雰囲気が自慢です」と話すのは直方市観光物産振興協会の今川みかるさん。「そんな直方・鞍手地域だから、ぜひ気軽に、WちょっくらW遊びに来てほしい」とのこと。
ちょっくらふれ旅には、ものづくりやアート、町歩きなどさまざまなメニューがありますが、米粉パン屋「豆米」での米粉のピザ作り体験をはじめとした、食をテーマにしたプログラムも注目です。
「料理を自分の手で作る楽しさを知ってほしい。その上で宮若市自慢のお米や卵、野菜のおいしさも知ってほしい」と話す「豆米」の栗原美香さん。「食育」への関心の高さから、親子での参加も増えています。
地元の人との触れ合いを通じ、食の安全安心への思い、お店のこだわりを体感することで、食の楽しさも一層深まります。