ペットから人への感染は、ひっかき傷やかみ傷の他、食器・食品などの共有も原因となります。口移しで食事を与えたり、スプーンを共用するなど過剰な接触は避けましょう。また、必要なワクチン接種や寄生虫の予防を行うことも大切です。ペットと仲良く暮らすために、正しい飼い方を理解し、ペットが過ごしやすい清潔な環境でストレスのない生活ができるように努めましょう。

抗生物質などの抗菌薬を飲み忘れると体内の薬の量が減り、菌が生き延びてしまいます。それらの菌はより強くなり、薬が効きにくくなる「耐性菌」に変化することがあるため、決められた時間に抗菌薬を飲むことが大切です。飲み忘れに気付いた時はすぐに薬を飲んだ方が良い場合が多いので、薬をもらった薬局の薬剤師に相談しましょう。

森林を散策したり、生き物を探したりするなど、自然に触れ、学び、楽しむことを伝える活動をしています。森林に生息する植物や野鳥、動物に出会うことで、自然を守る大切さに改めて気づくことができます。また、心と体をリフレッシュさせる効果もあり、私たちの健康にもつながっています。

学校では、ふん尿などによる堆肥づくり、有機減農薬栽培などを学び、安全な農産物や食品づくりに取り組んでいます。また、飼育している動物の健康を守るため、ストレスがかからないような飼育環境をつくり、適度な運動をさせています。学校で取り組んでいる何気ないことがワンヘルスにつながるのだと気づきました。