グラフふくおか2023春号ロゴ

小特集

オープン記念コースの料理写真

博多和牛など福岡県産の食材をふんだんに使用した「懐石 桐」オープン記念コース※(税サ込1万4520円)。博多水炊きは小鍋仕立てで食べやすい
※仕入れの都合により内容の一部が変更になる場合があります

福岡県と老舗日本料理店「なだ万」のコラボレーションにより、福岡の魅力を五感で楽しむことができるアンテナレストランが東京にオープンしました。

福岡県の新拠点が東京に誕生

調理長の寺田勝裕(てらだかつひろ)さん(左)と支配人の片山美樹(かたやまみき)さん(右)

2023年1月26日、東京・麹町にオープンした福岡県のアンテナレストラン「麹町なだ万 福岡別邸」。1830(天保元)年創業で、190余年の歴史を誇り、日本を代表する老舗日本料理店「なだ万」を運営事業者に迎えて、東京にいながら「魅力あふれる福岡」を体感できる拠点が誕生しました。

店名の「福岡別邸」の書は、世界で活躍する書家の紫舟(ししゅう)氏が手掛けたものです。「福」の「田」の部分に「王」という字を忍ばせ、「食の王 福岡県」という思いが込められています。

料理は、博多和牛やはかた地どり、福岡の地魚など、福岡県が世界に誇る食材をふんだんに使用し、経験豊富な調理長が腕を奮って、懐石料理や御膳を提供しています。「東京ではなかなか食べられないメニューが人気です。私自身、博多うどんなど、福岡を訪れた際に初めてそのおいしさを知りました。さらに、福岡のおいしいお酒も楽しめますよ」と笑顔で語るのは支配人の片山美樹さん。

福岡県産の木材を多用した店内には、明るく開放的な44席のホールと、落ち着いた雰囲気の個室が5部屋。また、店内の随所に展示されている福岡県の伝統工芸品を鑑賞する楽しみもあり、福岡の食と文化を五感で楽しめる空間となっています。

今後、首都圏における情報発信の拠点として、「食」はもちろん、歴史、文化、観光、物産など、福岡県のさまざまな魅力を発信していきます。

福岡別邸の看板写真

「福岡別邸」の書はレストラン入口の看板にも

  • エントランスにある博多人形の写真

    オープンを祝して県指定の無形文化財である博多人形師・中村信喬(しんきょう)氏の作品がエントランスでお迎え

  • 大川組子の照明の写真

    店内の照明や建具には大川組子を使用している

麹町なだ万 福岡別邸
詳しくはこちら

[住所]東京都千代田区麹町1-12-1 住友不動産ふくおか半蔵門ビル1階
[電話]03-6380-8421
〈ランチ〉11:30~14:30(L.O. 13:30)〈ディナー〉17:00~21:30(L.O. 20:00)
[定休日]日・祝日、お盆、年末年始