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グラフふくおか秋号ロゴ

2017 秋号 AUTUMN 通巻588号 平成29年9月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

農業でふくおかを元気に

福岡自慢の物産

温暖な気候と豊かな
自然に恵まれた福岡県は、
野菜、果物、米、肉……と、
数多くの県産ブランドを持つ
全国に名だたる農林水産物の生産県。
こだわりの逸品がそろっています。

トラフグの刺身

トラフグ

うま味、歯応えともに最高級の冬の味覚

 天然トラフグの水揚量が全国有数の福岡県。玄界灘の荒波にもまれたその身は締まり、きめ細かくつややかで、歯応えも十分。ほのかな甘みと深いうま味が広がり、養殖物とは段違いのおいしさです。12月から3月にかけて旬を迎え、東京や大阪の高級料亭にも出荷されます。

 

甘うぃ

福岡県が開発した、甘くて、大玉の高級キウイ

 全国2位のキウイフルーツ産地を誇る福岡県で育成された新品種「甘うぃ」は、平成28年より販売を開始。従来品種より大きく、甘いことで人気を集めており、11月から出荷されます。今後もブランド確立に向けて、さらなる生産量の拡大を目指します。

 

元気つくし

一粒一粒がしっかり
食べた人を元気にさせる、おいしさ

 夏の高温でもおいしく育つよう、開発されたお米です。つやとほどよい粘りがあり、炊きたてはもちろん、冷めてもモチモチ感があるため、お弁当やおにぎりにぴったり。県民の皆さまから愛されるお米として、県内のみで栽培されており、10月になると待ちに待った新米が出荷されます。

 

秋王

サクサクした食感
ほとんど種のない、秋の王様

 平成27年秋にデビューした「秋王」は、全国有数の柿の産地である福岡県が世界で初めて開発した、種がほとんどない甘柿です。糖度が高く、サクサクした食感が特長で、10月下旬から11月上旬に出荷されます。色鮮やかな「富有」と、大玉で食感に優れた「太秋」を交配し、両者の良いところを受け継いでいます。

 
 

外食事業者による産地の視察

「福岡フェア」で提供された特別メニュー

 

「福岡の食」を売り込む

 県産農林水産物と日本酒などの加工品を「福岡の食」として一体的に販売促進するため、平成29年4月に「福岡の食販売促進課」を設置しました。外食事業者を産地に招き、県産食材の品質の高さはもとより、その特長や生産者のこだわりなど、「福岡の食」の魅力を伝えることで、県産食材を使った特別メニューなどを提供する「福岡フェア」の開催や県産食材の継続利用を働きかけています。

 

「あまおう」のトップセールス(台湾)

外国人旅行業者の柿の収穫体験(久留米市)

外国人旅行業者の柿の収穫体験
(久留米市)

追い風に乗って、
海外へ新たな市場開拓を促進

 近年の和食ブームや外国人観光客の増加を追い風に、県産農林水産物の輸出拡大に取り組んでいます。アジアを中心に欧州や米国の新たな市場を開拓するとともに、輸出品目を拡大。平成28年度の輸出額は過去最高の30億円を突破しました。今後もさらなるPR活動を通して海外における県産品の販路拡大を図ります。

県産温州みかんを試食販売(ハワイ)

 
 

福岡の魅力をまるごと発信!

 外食事業者などが開催する「福岡フェア」などでは、特別メニューの提供のみならず、観光情報の発信や伝統工芸品の展示など、福岡県のさまざまな魅力を一体的に伝えています。

 

「福岡フェア」会場で観光情報や伝統工芸品をPR

 

農林水産業を応援

福岡の食の魅力をより広く
知ってもらうため、福岡県では、
外食産業や観光産業などと
連携した取り組みを展開。
また、海外への輸出拡大にも
積極的に取り組んでいます。

 
第37回 全国豊かな海づくり大会
 水産資源の保護・管理や、海や河川の環境保全の大切さを伝え、漁業の振興と発展を図る、「全国豊かな海づくり大会」。第37回の福岡大会では、「育もう 海(うみ) 人(ひと) 地域(ちいき) みんなの未来」をテーマに、県内各地でさまざまな行事を行います。
詳しくは、福岡 海づくりで検索!
平成29年10月28日(土)・29日(日)開催
[式典行事会場]宗像ユリックス本館
[海上歓迎・放流行事会場]鐘崎漁港
大会キャラクター福岡県広報部長「エコトン」

大会キャラクター
福岡県広報部長「エコトン」