梅雨の合間の青空が広がった6月25日、小川知事は久留米市を訪れました。
久留米市役所で楢原利則(ならはらとしのり)市長から市の概要について説明を受けた後、バイオベンチャー企業が集まる「福岡バイオファクトリー」へ移動し、施設内を視察しました。次に、「久留米総合スポーツセンター」で、久留米市卓球協会の皆さんと卓球を通して交流しました。
その後、久留米大学医療センター内にある「がんワクチンセンター」を訪問。がんワクチン治療の実用化に向けての研究について説明を受け、センター内を視察しました。また、上津小学校では、セーフコミュニティの一環である学校でのけがや事故を減らす取り組みについて、児童の皆さんの発表に熱心に耳を傾けました。
最後は、筑後地域の伝統工芸品や物産が展示・販売されている「地場産くるめ」へ。久留米絣(かすり)や籃胎(らんたい)漆器などを見学した後、地域で活躍されている皆さんと意見交換しました。知事は「本日のご意見を今後の県政に生かしていきます」と述べました。
●がんや難病の治療薬として期待される次世代医薬である核酸医薬の開発に取り組むバイオベンチャー企業「ボナック」を視察