タイ・バンコク都議会を訪問
バンコク都議会のみなさんと 10月15日から19日までの5日間の日程で、松尾統章議長を団長として、各会派の代表者、福岡県タイ友好議員連盟の議員をメンバーとする友好訪問団が、福岡県議会と友好提携を締結しているタイ王国バンコク都議会を訪問しました。
バンコク都議会では、ピパッ・ラップラータナー議長から、「福岡は都市化が進みながら、同時に自然環境と地元の文化を大事にしていると聞いています」とのあいさつがあり、松尾議長は「青少年交流など次世代の友好関係をさらに発展させていきたい」とあいさつを行い20人を超える都議会議員と意見交換を行いました。
また、バンコク都への表敬訪問、泰日工業大学の視察、タイ福岡県人会との懇談のほか、今回、福岡で学ばれた元留学生の方々との意見交換会を初めて実施し、日本への留学生を増やす目的で留学生OB会準備会を立ち上げるなど大変有意義な訪問となりました。
国連ハビタット事務局長の表敬訪問
10月18日、ケニアのナイロビにある国連ハビタット本部のジョアン・クロス事務局長が、福岡県議会を訪問されました。
長裕海副議長をはじめ、各会派を代表して藏内勇夫会長(自民党県議団)、新村雅彦会長代理(民主・県政県議団)、大城節子団長代理(公明党)、林裕二会長(緑友会)、福岡県国際交流推進議員連盟から中尾正幸副会長、秋田章二事務局長がお迎えしました。
長副議長は、「福岡県議会も、国連ハビタット福岡本部にて実施されているさまざまな技術協力プロジェクトから多くのことを学ばせていただいている。今後、福岡の環境技術や集積されているノウハウをアジア太平洋地域のより良いまちづくりに生かしていくことができるよう、努めてまいりたい」とあいさつし、クロス事務局長は、「福岡県には、ハビタット福岡本部を支援していただいており、福岡県とは非常に友好な関係を築いている」とあいさつされました。懇談では、福岡の大学が関わっているスリランカでのプロジェクトや、ナイロビに進出している日本企業の話など、広い分野にわたって親しく語り合い、親睦を深めました。
台湾経済文化調査
桜の植樹を行った「青年公園」にて 10月23日から25日までの3日間の日程で、福岡県台湾友好議員連盟の加地邦雄会長、原口剣生自民党県議団会長代行、吉村敏男民主・県政県議団会長、林裕二緑友会会長ら14人が台湾を訪問しました。
一行は台北市郊外の「青年公園」で、福岡県民の賛助金で購入した桜を植樹しました。
また、平成26年に東京国立博物館と九州国立博物館においてアジア初の特別展「台北 國立故宮博物院│神品至宝│」の開催が決定したことは、昨年から誘致活動に取り組んできた県議会としても大変意義深いものと考えており、今回の訪問では、総統府や故宮博物院などを訪問し、松尾統章議長からの特別展開催決定に対するお礼の親書を手渡しました。
特別展では、初の海外展示となる「肉形石」をはじめ、数多くの貴重な収蔵品が展示されることとなっており、台湾文化へのさらなる関心と理解を深めるまたとない機会となることが期待されます。