福岡県の北部に位置する鞍手町。町の南部には六ヶ岳(むつがだけ)山系が南東に走り、のどかな田園風景が広がります。
町の特産品は巨峰。戦後まもなく栽培が始められ、西日本の中でも古い歴史を誇る産地です。
かつては石炭産業が栄えた町でもあり、「石炭資料展示場」では、江戸中期から約300年にわたる石炭文化の歴史を見ることができます。
長谷(はせ)観音(木造十一面観音立像)
「長谷の観音さん」として親しまれている国指定の重要文化財。頭部から蓮(はす)の台座まで一本のクスノキから彫られ、背面に施された光背(こうはい)(仏身が放つ光明)もクスノキの一枚板で造られている。開帳は春と秋の大祭のみ
長谷寺(ちょうこくじ)蔵