知事が最初に訪問したのは、志免町役場です。南里辰己(なんりたつみ)町長から、平成19年4月に九州で初めて施行された「志免町子どもの権利条例」、小中学校への学級補助員の配置や教育相談体制の充実、人口の増加が続く志免町の待機児童解消のための取り組みについて説明を受けました。
次に、平成25年の民営化に当たり、待機児童解消のため定員を増員した「あおぞら保育園」で園児の皆さんと交流。その後、隣にある「中の坪公園」で、しだれ桜の植樹を行いました。
続いて、総合福祉施設「シーメイト」を訪問。子どもの発達相談ができる「すりーる」や乳幼児発達支援を行う「パワフルキッズ」、子どもの権利相談室「スキッズ」の取り組みを視察しました。また、親子がふれあい、保護者同士の交流や子育て相談もできる「にじいろポケット」では、利用者の皆さんの声に耳を傾けました。知事は「子どもは将来を支え、担っていく存在であり、宝です。健やかに育っていくよう、きめ細やかな支援が必要」と述べました。