12月定例会の開会日である12月2日、障害者週間（12月3日〜9日）を迎えるにあたり、議会棟１階の玄関ホールで、障害者の皆さん手作りによる「まごころ製品」の販売会が開催されました。
　当日は、県内各地域から2施設が出店し、焼き菓子やドーナツ、パン、縫製品、いも焼酎「自立」などが販売され、公務の合間を縫って、松尾統章議長や長裕海副議長をはじめ、多くの議員が販売ブースを訪れ、施設の皆さんを激励するとともに、障害者の皆さんが心を込めて作った「まごころ製品」を購入しました。
　また、1月22日から26日までの5日間、第1回福岡県「まごころ製品」大規模販売会が開催されました。
　会場となった福岡市内の百貨店では、お菓子やジャムなどの食品、縫製品や木工品など、62施設でつくられた約7百品目、6万点が販売されました。オープニングセレモニーに出席した長副議長は、「県議会で開催した時には、多くの議員が施設の方々と触れ合い、いろいろなまごころ製品を購入いたしました。今後とも、障害者の皆さんの福祉の向上や収入の向上に積極的に努めてまいります」と議長祝辞を代読しました。

　平成26年1月16日から19日までの4日間の日程で、貞末利光福岡県議会議長代理（ベトナム友好議員連盟会長）、ベトナム友好議員連盟の松本國寛会長代理、野村陽一副会長、香原勝司事務局次長が小川知事とともに、福岡県と友好提携を結んでいるベトナム・ハノイ市を訪問しました。
　ハノイ市では、「日本文化展」の関連イベントとして開催された「クールジャパン・フクオカinハノイ」に参加し、本県の多彩な魅力をベトナムの皆さんに紹介しました。
　さらに、ハノイ市人民評議会、ハノイ市人民委員会、ホーチミン市なども訪問しました。
　特に、ハノイ市人民評議会では、レー・バン・ホワット副議長をはじめとする評議会の方々と会談を行い、県議会と人民評議会の友好提携や福岡訪問などについて具体的な提案が示されました。また、ホーチミン市では、県内高校の修学旅行について、現地の高校関係者や関係団体と意見交換を行い、高校生の交流がお互いに時を得た極めて有意義なものと認識されており、入国審査の円滑化や修学旅行以外の相互短期留学について提案されるなど、大変充実した訪問となりました。

　平成26年2月4日、佐賀市内で「九州各県議会議員交流セミナー」が開催されました。
　このセミナーは、九州各県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題等について情報及び意見交換を行うことにより、政策提案能力その他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すことを目的としたもので、昨年の福岡県での開催に次いで2回目となります。
　今回のセミナーでは、中央大学大学院経済学研究科教授（法学博士）の佐々木信夫氏による「地分分権改革と道州制の行方│新たな「日本のかたち」│」と、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の山下一仁氏による「ＴＰＰと農業立国」の2つの講演が行われました。佐々木氏からの「道州制となったとき、一番成長する可能性があるのは九州ではないか」、また、山下氏の「人口減少の時代を迎える中で農家をどう守っていくのか、そのための農業政策がいま問われている」といった話に、九州各県から参加した100名を超える議員は熱心に耳を傾け、活発な意見交換が行われました。