福岡県の北東部に位置するみやこ町は、平成18年、京都（みやこ）郡の勝山（かつやま）町・犀川（さいがわ）町・豊津（とよ つ）町の3町が合併して誕生しました。勝山地区は肥沃な大地が育てる勝山米（しょうざんまい）、犀川地区は蛇渕（じゃぶち）の滝をはじめとする自然スポット、豊津地区は豊前国分寺などの文化遺産など、それぞれのエリアに魅力がいっぱい。目に映る里山の大自然は、古きよき日本の原風景を思い起こさせます。
蛇渕(じゃぶち)の滝
英彦山系の豊かな水を集め、流れ落ちる高さ10m、幅1.5mの清冽な滝。龍神橋の上や滝壺のそばの滝見台で涼やかなひとときが過ごせる。「その昔、大蛇がすんでいた」という伝説も
蛇渕キャンプ場 標高400mに位置し、福岡県森林浴100選に選ばれた自然あふれるキャンプ場。コテージやバンガローなども整備され、一年を通して利用できる
みやこ町歴史民俗博物館 この地域で暮らし歴史をつくってきた人たちの足跡を集めた貴重な博物館。旧石器時代から明治にかけての資料が1万点余り所蔵されている
豊前国分寺三重塔 奈良時代、聖武天皇の勅願(ちょくがん)により建てられた国分寺の跡。現在は明治時代に建立された高さ23.5mの壮麗な三重塔があり、県の有形文化財にも指定されている
国府（こくふ）の郷（さと） 地元の新鮮な農産物や加工品などを中心に販売する直売所。町内には「よってこ四季犀館」と「採れたて市場」といった直売所もある