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2020 春号 SPRING 通巻598号 令和2年3月19日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

岡垣町でがんばっている皆さんをご紹介

 

吉木校区コミュニティ運営協議会

活力あふれるまちづくりを

 

 行政と住民の協働のまちづくりを目的に小学校区を単位として設立された5つの「校区コミュニティ」。自治区だけでは対応が難しい地域の課題に広域で取り組んでいます。そのうちの一つ吉木校区では「地域の資源を生かし、明るく、豊かな、活力あるまちづくりを目指そう」を基本理念に地域づくりに取り組んでいます。

 吉木校区は「安全・安心」「環境」「健康・福祉」「コミュニケーション」の4部会で構成され、防犯パトロールや乳垂川(ちたるがわ)の清掃活動、健康づくり教室など精力的な活動を行っています。また、世代・地域間交流を図るため、吉木小学校の芝グラウンドで「ふれあいグラウンドゴルフ」や、校区内の歴史や文化を巡る「ふれあいふる里めぐり」というウォーキングイベントを実施。会長の波田幸正(はだ ゆきまさ)さんは「もっと地域間の交流に力を入れたい」と意気込みます。地域の目が行き届いた「校区コミュニティ」ならではの取り組みに今後も期待です。

会長の波田幸正さん(左)と事務局長の中山勝さん(右)の写真

会長の波田幸正さん(左)と事務局長の中山勝(なかやま まさる)さん(右)

防犯パトロールの様子

約80人のボランティアからなる防犯パトロール

 
「ふれあいグラウンドゴルフ」の様子

老若男女が参加する「ふれあいグラウンドゴルフ」で世代・地域間の交流を深める

 
問い合わせ 岡垣町役場(地域づくり課) 電話093-282-1211(代表) ファクス093-282-1310
 

岡垣ウミガメ倶楽部

ウミガメが帰ってくる豊かな自然

 

 「海がめもかえる町」というキャッチフレーズをもつ岡垣町。アカウミガメは、環境省が絶滅危惧種に指定している希少な生物で、平成4年に初めて三里松原海岸での産卵が確認されました。その後、有志でアカウミガメの観察や保護活動を行うようになり、平成17年に「岡垣ウミガメ倶楽部」を発足。現在は町内外の14人で、主に産卵・ふ化調査や保護、海岸線の自然環境保全・美化活動を行っています。会長の濱田孝(はまだ たかし)さんは「アカウミガメの産卵を確認し、ふ化した子ガメが海へ旅立っていく様子を多くの人たちと見守ることにやりがいを感じる」と語ります。最後にアカウミガメの産卵が確認されたのは、豪雨災害などが起こる前の平成27年。「条件が整えば6月から7月下旬にかけて、アカウミガメは三里松原海岸にやって来ます」と濱田さん。いつでもアカウミガメが帰ってこれるよう、町の自然環境を守り続けます。

ウミガメの卵の写真

ウミガメの卵。多いときには100個以上産卵されていたことも

濱田孝さんの写真

会長の濱田孝さん。毎日早朝の海岸を歩いて見回りをしている

 
ウミガメふ化を観察する様子

ふ化時には100人以上の人が集まる。リアルタイムの映像配信も

 
問い合わせ 岡垣町役場(住民環境課) 電話093-282-1211(代表) ファクス093-282-0277
 
 

PICK UP! 岡垣町のおすすめ!

まつり岡垣の様子

まつり岡垣

毎年秋に開催される町最大のイベント。岡垣サンリーアイをメイン会場として露店やフリーマーケットが並び、2万人を超える人でにぎわう

成田山不動寺(なりたさんふどうじ)の写真

成田山不動寺(なりたさんふどうじ)

千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺より、不動明王を迎え開山した。境内からの展望も良く、桜の名所としても親しまれている

 
観光ステーション北斗七星の写真

観光ステーション北斗七星

町の観光情報を案内・発信する施設。夏はバーベキューセットのレンタルも可能で、子どもから大人まで楽しめる人気のスポット

本格焼酎「岡垣」の写真

本格焼酎「岡垣」

岡垣の良質な地下水と多くのボランティアによって育てられたサツマイモが原料。華やかな香りが特徴のこだわりの逸品

岡垣町の果物の写真

岡垣町の果物

温暖な気候で果物の栽培に最適な岡垣町では、巨峰、イチゴ、イチジクなど多くのフルーツを楽しめる。3月から6月は町特産のビワが旬