12月定例会開会日の平成28年12月1日、障害者週間（12月3日から9日）の気運を盛り上げるため、障害者の皆さんが作った「まごころ製品」の販売会が議会棟1階の玄関ホールで開催されました。

　当日は、県内各地から18施設が出店し、食品や木工品、アクセサリーなどを販売しました。

　中尾正幸議長や佐々木徹副議長をはじめ、多くの議員が販売ブースを訪れ、施設の皆さんを激励するとともに「まごころ製品」を購入しました。

　また、平成29年1月11日から15日までの5日間、「第4回福岡県『まごころ製品』大規模販売会」が福岡市内の百貨店で開催され、オープニングセレモニーに出席した佐々木副議長は「今後も、障害者の皆さんの福祉の充実や収入の向上に努めてまいります」と議長祝辞を代読しました。

　会場では、全国の障害者施設からよりすぐりの逸品を取り揃え、約1200品目、約5万点が販売されました。

　福岡市の博多祗園山笠行事※、北九州市の戸畑祗園大山笠行事※を含む、全国33の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、平成28年12月18日に太宰府市の九州国立博物館で登録記念式典が行われました。

　式典には、中尾議長、佐々木副議長をはじめ、関係常任委員会委員長や両行事の地元選出の議員が出席し、関係者の皆さんと共に登録を祝いました。

　会場では、戸畑祗園大山笠振興会※の皆さんが提灯大山笠を一気に組み立てる「五段上げ」を、博多祗園山笠振興会※の皆さんが「博多祝い唄（祝いめでた）」を、それぞれ披露したほか、両山笠の展示やパネルによる紹介などが行われました。

※博多祗園の「祗」のつくりは「氏」。戸畑祗園の「祗」は「ネ（しめすへん）」に「氏」

　平成29年1月20日、第156回全国都道府県議会議長会定例総会が東京都で開催され、本県議会から佐々木副議長が出席しました。

　本会は地方が抱える切実な課題などについて議長会独自に、また全国知事会などと共に地方六団体として政府に要請を行うほか、各都道府県議会発展のため、調査・研究などを行っています。

　総会では、参議院議員選挙制度の抜本的見直しを求める決議（案）や本会の活動に係る平成29年度予算（案）が審議され、原案のとおり決定されました。また、「平成29年度地方財政対策について」と題し、総務省自治財政局長の黒田武一郎氏による講演が行われたほか、政務活動費の透明性の向上に関する決議についてなどの報告がありました。

　本県議会とハワイ州議会は、昭和57年に国際友好親善促進の盟約を締結して以来、友好交流を続けています。その35周年の節目の年を迎え、平成29年1月17日から24日まで8日間の日程で、中尾議長を団長とする福岡県議会友好訪問団が小川洋知事ならびに経済団体などの皆さんと共に、米国ハワイ州を訪問しました。

　ハワイ州知事公邸で行われた姉妹提携35周年記念式典では、国際友好親善促進の盟約確認の署名が行われ、今後のさらなる交流の深化を確認しました。

　また、現地のショッピングセンターで開催された福岡フェアでは、小川知事らと共に本県の食や伝統文化などの魅力を大いにPRしました。

　そのほか、3つの福岡県人会の創立記念式典に参加し、これまでの友好交流にご尽力いただいた皆さんへ感謝の言葉を述べ、交流を深めました。

　平成29年1月30日、平成28年度九州各県議会議員交流セミナーが鹿児島市で開催され、本県議会から23人の議員が参加しました。

　本セミナーは、九州の県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題などについて情報および意見交換を行うことにより、政策提案能力その他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すものです。

　今回は、鹿児島県長島町の井上貴至副町長による「地域づくりは楽しい！」、総務省消防庁消防大学校客員教授日野宗門（ひの むねと）氏による「行政の災害対応と課題」の講演のほか、熊本県議会増永慎一郎議員による「平成28年熊本地震発生後の対応について」の事例発表が行われ、九州各県から参加した約170人の聴講者は講師の話に熱心に耳を傾けていました。

　平成29年2月10日、九州観光振興議員連盟設立総会および九州観光振興大会が大分県で開催され、本県議会から福岡県観光産業振興議員連盟の田中久也会長をはじめ10人の議員が出席しました。

　九州観光振興議員連盟は、九州各県議会の関係議員が、県境の枠にとらわれることなく緊密に連携し、九州全体の広域的な観光振興の推進に寄与することを目的に設立されたもので、設立総会では設置要領や役員選出、平成28年度事業計画などについて協議を行い、原案のとおり決定されました。

　また、「九州はひとつ」の理念のもと、九州が一体となった観光産業の振興に寄与することを目的に開催された九州観光振興大会では、九州運輸局長などによる講演や一般社団法人九州観光推進機構による事業説明が行われました。