県政フラッシュ｜グラフふくおか（2016 秋号）

九州・山口で働こう

　東京圏の若者に、九州・山口で就業してもらおうと、九州・山口各県および経済界が一体となって、7月8日・9日の両日、東京都内で「九州・山口UIJターン就職応援フェア」を開催しました。合同会社面談会のほか、就職、移住、就農などの総合相談会も同時開催し、九州へのUIJターンを呼びかけました。また、8月から9月には東京圏の学生を対象に九州・山口の企業でのインターンシップも行われました。

「有機農業支援マルシェ」で熊本を応援！

　7月10日、九州・山口各県の有機栽培農家が天神中央公園に集い、「熊本地震有機農業支援マルシェ」を開催しました。各県のブースには、化学肥料や農薬に頼らずに作った農家自慢の農産物や加工品が並び、来場者は、おいしそうな農産物を手に生産者と笑顔で会話を交わしていました。当日の売り上げの一部は、熊本地震で被災した有機栽培農家の皆さんに寄付されました。

同和問題からつながる人権の輪

　福岡県では、毎年7月を「同和問題啓発強調月間」と定め、各種啓発行事に取り組んでいます。7月23日、春日市のクローバープラザで開催された講演会では、子どもたちによる和太鼓の演奏に続き、福永宅司（ふくながたくじ）さんの一人芝居「ひかり・HIKARI’16」を上演。さまざまな人と出会いながら部落差別の現実と向き合う青年を通して、同和問題を自らの課題として考えることの大切さを訴えました。

全国知事会議in福岡

　7月28日・29日の両日、平成28年全国知事会議が福岡市で開催されました。今年の4月に東九州自動車道北九州・宮崎間が全線開通したことを機に、本県で初めて開催されました。会議では、「格差から活躍へ」をテーマに、熊本地震などの被災地の復旧・復興支援および防災・減災対策、地方税財源の確保・充実、地方創生の推進などについて活発な議論が交わされました。