子どもたちの絶好の遊び場だった頓田の森。皮肉にも足の速かった高学年の児童がいち早く逃げ込み被害に遭った
頓田の森平和花園
朝倉市頓田589-4
※駐車場はありませんのでご注意ください。
電話 0946-23-1227(朝倉青年会議所)
頓田の森からすぐ近くにある自宅の防空壕へ逃げ込む直前、金堀さんはキラキラと光るB29から、鉛筆の芯のような爆弾がバラバラと落ちていくのを目撃します。ドーンという凄まじい爆音と衝撃。頓田の森に落とされた爆弾によって、ここへ逃げ込んだ31人の子どもたちが命を落としました。
「辺り一面が血の海。着物も髪の毛も剥がれ、言葉にできない光景を、昨日の事のように思い出します」。84歳になった今も、当時の体験を戦争を知らない世代へと語り継ぐことが自分の使命と、金堀さんは語気を強めます。
※現・朝倉市立立石小学校
筑前町立 大刀洗平和記念館
7月15日(水曜)まで開催中
9時から17時※入館は16時30分まで
料金 大人(大学生以上)500円、高校生400円、小・中学生300円
アクロス福岡イベントホール
戦争体験者による講演(予定)など
8月15日(土曜)14時から16時40分(予定)
料金 入場無料
●(福岡会場)アクロス福岡交流ギャラリー
8月11日(火曜)から16日(日曜)9時から17時
●(北九州会場)ウェルとばた交流プラザ
8月4日(火曜)から9日(日曜)
9時から17時(最終日は15時まで)
料金 入場無料
雲心寺(うんしんじ)
直方市山部560 電話 0949-22-2228
昭和16年、鉄や銅など、銃や砲弾に使う物資の不足を補うため、「金属類回収令」が出されました。各家庭で使われる鍋や貴金属はもちろん、お寺の梵鐘(ぼんしょう)までもが供出され、鐘のなくなったお寺には、コンクリートや花こう岩製の梵鐘が代わりに置かれました。直方市にある雲心寺には、音が鳴らない代替梵鐘が現存しており、当時の記憶を今に伝えています。