

福岡県のほぼ中央に位置する嘉麻市は、平成18年3月に山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町が合併して誕生しました。南部に古処(こしょ)屏(へい)・馬見(うまみ)連峰、南東部に戸谷ヶ岳(とやがだけ)、熊ヶ畑山(くまがはたやま)などの山々に囲まれ、そこを源とする遠賀川は九州で唯一、鮭が溯上(そじょう)する川として知られています。
また、市全体の約72パーセントが森林と耕作地で、水と緑に恵まれた地域です。その豊かな自然を生かした酒づくりが盛んで、3つの酒蔵元を擁する日本酒の産地として親しまれています。
山野(やまの)の楽(がく) 地元では「山野ん楽」と呼ばれる、氏子安全と五穀豊穣を願う水神祭り。800年近い歴史を持つ県指定無形民俗文化財
九州りんご村 馬見山中腹の斜面約10ヘクタールを利用し、りんごと梨を栽培する観光農園。9月下旬から11月下旬にかけて、りんご・梨狩りが楽しめる
嘉麻市の農産物直売所 市内には「道の駅うすい」をはじめ、「カッホー馬古屏(まごへい)」や「手づくりふるさと村」など、地元の農産物や加工品がそろう直売所が充実
嘉穂牛 嘉麻市のおだやかな風土で育てられた高品質のブランド牛。赤崎牛と並び、西日本地区肉用牛交雑種共進会で金賞を受賞
益富城址(ますとみじょうし)の一夜城まつり 豊臣秀吉の一夜城の舞台であり、江戸初期の筑前六端城(ろくはじょう)の一つとして知られる益富城址。毎年10月下旬には一夜城まつりが開催される
梅林公園 約1000本の梅の木の名所として知られる公園。2月中旬から3月中旬の花盛りには市内外から多くの花見客が訪れる