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グラフふくおか 2015秋号 AUTUMN 通巻580号平成27年9月20日発行(季刊) 発行 福岡県 県民情報広報課

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KengikaiTopics 県議会だより

県議会の動き:県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します。

予算特別委員会の審査概要

 本年6月定例会において、予算特別委員会が設置され、平成27年度福岡県一般会計予算など20件の当初予算議案の審査を行いました。

【審査の概要】
 審査に当たっては、二元代表制の趣旨を踏まえ、県政運営上、重要な議案について、多岐にわたり活発な議論が交わされました。審査の過程において議論された主なものは次のとおりです。

写真:予算特別委員会の審査風景
予算特別委員会の審査風景

財政改革プランについて(財源不足の解消についてなど)
地方創生について(地方創生に係る県の総合戦略の策定、政府関係機関の地方移転・誘致についてなど)
空港問題について(福岡空港の民営化、北九州空港の貨物拠点空港としての活用についてなど)
県民の安全・安心対策について(特殊詐欺の被害防止策についてなど)
女性が活躍できる社会づくりについて(安心して子育てができる社会づくりの取り組みについてなど)
農林水産問題について(農業農村整備事業の進捗についてなど)
商工問題について(「中小企業振興条例」の策定、「明治日本の産業革命遺産」の観光政策についてなど)
警察問題について(警察官の酒気帯び運転の不祥事が続発したことへの対処について)
教育問題について(公職選挙法の改正に伴う高校での政治教育についてなど)
 このほか、投票用紙の撮影行為、マイナンバー制度導入に伴う情報セキュリティ対策、本県の環境技術を海外で活用していくための戦略、性暴力被害者支援、地域スポーツの振興、空き家対策などさまざまな課題について活発な質疑があり、建設的な意見、要望等がなされました。

【審査の結果】
 議案審査終了後、付託を受けた20件の議案について採決を行い、いずれの議案も原案のとおり可決しました。


海外福岡県人会子弟表敬訪問

写真:海外福岡県人会子弟表敬訪問
 7月15日、県の招へい事業により来県された海外福岡県人会の子弟の皆さんが福岡県議会を訪れ、原竹岩海副議長、吉原太郎議員が訪問を歓迎しました。
 今年で8回目となった本事業には、8カ国から子どもたちと引率者・留学生の計39人が参加し、原竹副議長は  「福岡県での体験が今後、各国との結びつきを強める契機となるよう期待します。福岡で素晴らしい思い出をたくさん作ってください」とあいさつしました。
 引率者代表として、ブラジルの秋吉クレイデ美香吉武さんは「帰国後の参加子弟たちも私生活の行動の中にはっきりとした変化があらわれ、素晴らしい成果を挙げています」とあいさつされ、子どもたちは「福岡の街はきれいです」「水族館に行ってみたい」といった県の印象や行ってみたい所などについて笑顔で答えていました。