本年6月定例会において、予算特別委員会が設置され、平成27年度福岡県一般会計予算など20件の当初予算議案の審査を行いました。
【審査の概要】
審査に当たっては、二元代表制の趣旨を踏まえ、県政運営上、重要な議案について、多岐にわたり活発な議論が交わされました。審査の過程において議論された主なものは次のとおりです。
○財政改革プランについて(財源不足の解消についてなど)
○地方創生について(地方創生に係る県の総合戦略の策定、政府関係機関の地方移転・誘致についてなど)
○空港問題について(福岡空港の民営化、北九州空港の貨物拠点空港としての活用についてなど)
○県民の安全・安心対策について(特殊詐欺の被害防止策についてなど)
○女性が活躍できる社会づくりについて(安心して子育てができる社会づくりの取り組みについてなど)
○農林水産問題について(農業農村整備事業の進捗についてなど)
○商工問題について(「中小企業振興条例」の策定、「明治日本の産業革命遺産」の観光政策についてなど)
○警察問題について(警察官の酒気帯び運転の不祥事が続発したことへの対処について)
○教育問題について(公職選挙法の改正に伴う高校での政治教育についてなど)
このほか、投票用紙の撮影行為、マイナンバー制度導入に伴う情報セキュリティ対策、本県の環境技術を海外で活用していくための戦略、性暴力被害者支援、地域スポーツの振興、空き家対策などさまざまな課題について活発な質疑があり、建設的な意見、要望等がなされました。
【審査の結果】
議案審査終了後、付託を受けた20件の議案について採決を行い、いずれの議案も原案のとおり可決しました。
海外福岡県人会子弟表敬訪問