

県と宗像市、福津市が、世界文化遺産登録に向けて活動してきた「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への国内推薦候補に決定しました。
引き続き、県民の皆さんと一体となって、平成29年度の世界文化遺産登録に向けて全力で取り組んでいきます。
沖ノ島(宗像大社沖津宮(おきつみや)) 島そのものが御神体とされる沖ノ島では、4世紀から9世紀に大規模な祭祀(さいし)が行われた。海外からもたらされた貴重な品を含む約8万点の奉献品が出土しており、「海の正倉院」とも呼ばれる
沖津宮遙拝所(ようはいじょ)(大島) 入島が厳しく制限されている沖ノ島を遠くから拝むために大島の北岸に設けられた社殿
宗像大社中津宮(なかつみや)(大島) 宗像三女神(さんじょしん)の一柱・湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀(まつ)る。中世にさかのぼる七夕信仰が現在も続いている
宗像大社辺津宮(へつみや) 沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮を合わせた三宮の中心として信仰を集めている
新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群 大陸との交流に活躍し、沖ノ島の祭祀を担った古代の豪族「宗像氏」一族の存在を証明する古墳群
宗像大社神宝館沖ノ島から出土した約8万点に及ぶ奉献品(全て国宝に指定)を収蔵展示
みあれ祭 宗像三女神が一堂に会する祭。毎年10月1日に行われる数百隻の船団による海上神幸は圧巻
海の道 むなかた館 宗像市の郷土文化が学習・体験できる施設。沖ノ島を3D映像で体感することができる