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グラフふくおか 2014秋号 autumn 通巻576号平成26年9月20日発行(季刊) 発行 福岡県 県民情報広報課

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県議会だより

県議会の動き|県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します

国連ハビタット ナイロビ本部訪問

写真:国連ハビタット ナイロビ本部訪問
意見交換の様子写真
意見交換の様子(左端は加地議長、右から2番目はジョアン・クロス事務局長)
 7月1日、加地邦雄議長は、藏内勇夫自民党県議団会長ほか各会派の代表者と福岡県国際交流推進議員連盟の有志による福岡県議会調査団、小川知事、新宮松比古(公財)福岡県国際交流センター理事長らとともに、ケニア共和国のナイロビにある国連ハビタット本部を訪問し、ハビタットと本県の関係強化など、今後の展望についてジョアン・クロス事務局長等と意見交換を行いました。
 今回の訪問は、福岡県議会がその実現に向け努力した九州唯一の国連機関「国連ハビタット福岡本部」の設置以来17年に及ぶ本県の支援に対し謝意を表したいとして、ナイロビの国連ハビタット本部から招へいがあり、これに応えたものです。
 加地議長は、意見交換の中で「アジア太平洋地区を担当されている国連ハビタット福岡本部は、アジアのゲートウェイを目指す福岡に実にふさわしい国際機関として、福岡県の国際化に大いに貢献されています。今回の訪問を契機に、今後さらに国連ハビタットと福岡県の関係が密になり、双方がますます発展することを願っています」と発言し、小川知事も、福岡県と国連ハビタットとの協力関係の強化を約束しました。

九州各県議会議員交流セミナー

写真:重久吉弘氏の講演の様子重久吉弘氏の講演の様子(平成26年7月17日)
 7月17日、宮崎市内で「九州各県議会議員交流セミナー」が開催され、九州各県から、約150名の議員や事務局職員が参加しました。
 本セミナーは、九州各県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題等について情報および意見交換を行うことにより、政策提案能力その他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すことを目的としたもので、福岡県、佐賀県に次いで3回目となりました。
 今回のセミナーでは、外務省の齋木昭隆事務次官による「日本外交の課題」と、日揮株式会社・日揮グループの重久吉弘代表による「私の世界観」の2つの講演ののち、九州各県議会の議員と活発な意見交換が行われました。

クールジャパン・フクオカ イン バンコク

写真:レセプションであいさつをする加地議長レセプションであいさつをする加地議長(平成26年7月18日)
 7月18日から20日までの日程で、加地邦雄議長は、松尾統章前議長(自民党県議団)、吉村敏男民主・県政県議団会長、林裕二緑友会会長、服部誠太郎副知事らとともにタイ王国・バンコク都を訪問しました。
 18日に開催された「クールジャパン・フクオカ イン バンコク」のレセプションで、加地議長は「福岡県の若者文化を発信し紹介することによって、より多くの方が福岡県に一層興味をもってもらえるようになることを願っています」とあいさつし、翌日の福岡プロモーションのイベントでは、本県の多彩な魅力をタイの人々に紹介しました。
 また、現地で活躍する県内企業の視察や昨年、松尾前議長が提案し、実現した「タイ福岡OB会」(福岡で学ばれた元留学生で組織)の発会式に出席し、会員の方々と親しく意見交換を行うなど、大変充実した訪問となりました。

バンコク都議会訪問 「消防自動車贈呈式」

写真:バンコク都議会訪問 「消防自動車贈呈式」
 7月21日、福岡県議会から寄贈した消防自動車の贈呈式がタイ・バンコク都庁舎にて行われ、バンコク都からは都議会のピパッ議長、キットポン消防自動車受入委員会委員長ほか関係議員とともに、アスウィン・バンコク都副知事等が参加し、福岡県議会からは、この寄贈事業を主導した九州の自立を考える会の藏内勇夫会長(自民党県議団会長)と提案者であり、実現に向けて事前調整を担った吉村敏男福岡県タイ友好議員連盟会長(民主・県政県議団会長)、同連盟の松尾統章副会長(自民党県議団)、泉日出夫事務局長(民主・県政県議団)の他、6名の議員が参加しました。
 この寄贈事業はバンコクでも大変注目されており、地元マスコミが多数集まる中、ピパッ議長等から厚い感謝の言葉とともに、バンコク都民の安全安心のため、必ず役立てたいとの決意が述べられました。

海外福岡県人会担い手育成 招へい事業参加者による表敬訪問

写真:海外福岡県人会担い手育成 招へい事業 参加者による表敬訪問
 7月17日、ブラジル、ペルー、ボリビア、コロンビア、メキシコ、カナダ、米国の7カ国の子どもたち(引率者含め32名)が県議会を訪れ、加地邦雄議長、岩元一儀副議長、吉原太郎議員が出迎え、訪問を歓迎しました。
 今回の訪問は、次世代の海外福岡県人会活動の担い手となる子どもたちを招へいする福岡県の事業により実現したものです。
 加地議長は、「今回の滞在は、親族や同年代の子どもたちとの交流などを通じて、皆さんのルーツである福岡県を理解していただく良い機会になると思います。素晴らしい思い出をたくさんつくってください」とあいさつしました。
 引率者を代表して、中尾 臼井 明子 マルシアさんは、「この招へい事業で、書物ではできない学習ができます。子どもたちに、世界の多様性を理解させ、新しい明日を築き上げてもらいたいと思います」とあいさつされました。
 その後の懇談では、博多祇園山笠やサッカーワールドカップなどが話題となりました。

問い合わせ
福岡県議会事務局 調査課 TEL 092-643-3832 FAX 092-643-3825