筑後船小屋駅は、県内最大の広域公園内に誕生します。公園内には、入浴施設をはじめ、多彩な施設が計画されています。この駅は矢部川流域圏の玄関口です。九州新幹線の全線開業をきっかけにして、近隣市町の皆さんとも協力しながら、流域全体が活性化できればと考えています。
その中で、まずは“自分たちにできることから始めよう”と、船小屋地域の資源の見直しを行っています。開業後は、イベント開催にも取り組んでいきたいですし、住民のおもてなしで、多くの人にこの地域を楽しんでいただきたいですね。
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久留米市内を流れる筑後川には、かつて川港があり、交通の要衝として発展してきました。現在、駅の東側では市街地再開発が行われ、西側では徒歩圏内に点在する文化遺産を生かして、歴史プロムナードの整備が進められています。
訪れた人たちに駅の東と西の個性の違いを楽しんでいただけるよう、住民みんなで、筑後川や風情ある家並みを生かしたまちづくりを進めています。ほかにも歴史的な文化財を民話とともに案内するイベントを始めていて、案内ガイドを養成する「民話の会」も立ち上げました。 |