八幡ぎょうざ 鉄鉱石などの輸入で交流のあった中国の食文化が、八幡製鐵所で働く労働者のスタミナ食として定着。現在ではご当地グルメとして八幡地域のぎょうざ専門店やラーメン店ほか、多数の店舗で提供されている。店ごとに皮や具に特徴があって、食べ比べも楽しい。
問八幡ぎょうざ協議会
☎ 070-5412-1901
関門海峡ミュージアム 関門海峡を臨む門司港レトロ地区に建つ、「観る・学ぶ・遊ぶ」ミュージアム。関門海峡の歴史ドラマを精巧な人形で再現した「歴史回廊」、音と光と映像で海峡誕生に始まる歴史をたどる「海峡アトリウム」など、関門海峡の過去から現在までを壮大なスケールで体感できる。
住北九州市門司区西海岸1-3-3
☎ 093-321-4151
(門司港レトロ総合インフォメーション)
東田(ひがしだ)第一高炉跡 明治34(1901)年、わが国初の銑鋼(せんこう)一貫製鉄所に「火入れ」が行われた歴史的な場所。現在の高炉は、昭和47年に役割を終えた第10代目の高炉が、市民の声により保存されたもの。北九州市の史跡に指定され、製鉄や八幡製鐵所の歴史を学べる施設として整備されている。
住北九州市八幡東区東田2-3-12
☎ 093-582-2389 (北九州市文化振興課)
堀川の中間唐戸(なかまからと) 黒田長政の命により掘削が始められた、堀川運河にかかる水門。遠賀川の水勢に耐えられるよう強固な岩盤の上に建てられ、堰板(せきいた)を一枚ずつ開閉することで水量を調節する。堀川は開通以来、多くの舟でにぎわい、明治時代は筑豊の石炭輸送の動脈であった。
住中間市中間2-5
☎ 093-246-6224 (中間市生涯学習課)
くろがね堅(かた)パン・
くろがね羊羹(ようかん)
ともに大正時代、八幡製鐵所で誕生。堅パンは長期保存ができるよう水分を極力少なくして鉄(くろがね)を思わせる堅さになった。羊羹は製鐵マンの疲労回復に、あえて強い甘味のでる上白糖を使用。現在も変わらぬ堅さと甘さで、市民に愛されている。
問株式会社スピナ堅パン課
☎ 093-681-7350
北九州イノベーションギャラリー 北九州市・日本・世界の技術の歴史を伝える「技術の歴史情報館」。産業技術とデザインに関するライブラリーのほか、スタジオ、工房などの貸し出しスペースを有する。企画展やワークショップも開催され、この春からは、明治日本の産業革命遺産に関する企画展が予定されている。
住北九州市八幡東区東田2-2-11
☎ 093-663-5411