「歴史のまち」桂川町
過去から未来へ羽ばたく教育を展開

知事が各地へ出向き、地域で活躍中の皆さんと意見交換する「知事といきいきトーク」。今回は、古代の歴史が息づく桂川町を訪問し、地域ぐるみでこどもたちを育む取り組みについて語り合いました。

桂川町で活躍する皆さん

加耒景子(かくけいこ)さん-①

まめだ保育園 園長

安藤能之(あんどうよしゆき)さん-②

桂川中学校 校長

上田(うえだ)こころさん-③

桂川中学校 3年生

幸田猛(こうだたけし)さん-④

桂川町郷土史会 会長

諫山慶秀(いさやまよしひで)さん-⑤

桂川町立図書館 館長

國本洋規垂(くにもとひろみず)さん-⑥

桂川町商工会 青年部 部長

髙橋義彦県議会議員-⑦

服部誠太郎県知事-⑧

井上利一桂川町長-⑨

大庭公正桂川町教育委員会教育長-⑩

地域とのつながり

教育長

保育園や学校だけでなく、子育て・教育全般を地域ぐるみで支えてもらっていることこそが桂川の宝です。

加耒

私たちの保育園では、地域とのつながりを大切にしています。園児以外の親子も参加できるベビーマッサージ教室や、季節の行事を楽しむ催しも企画。子育てで大事な「ちょっと相談できる場」を増やしたい、と取り組んでいます。

知事

地域のコミュニティーが変わり、核家族化が進んだ今、リラックスした雰囲気で相談ができる場は貴重。男性の育児参画が進む中、県は父親の子育ての悩みに応えるため従前の子育て電話相談に加えて、今年10月、「パパのための子育て相談ダイヤル」を新たに開設しました。こどもたちの未来のため、共に頑張っていきましょう。

初の中学生海外派遣

安藤

初の海外派遣事業として今夏、他校の1名を含む計8名の生徒たちがフィリピンのマニラ・セントラル大学(MCU)を訪ねました。本校の目指す生徒像である「気づき、考え、実行する」につながる事業でした。

上田

MCUを訪ねると、初対面と思えないほど温かく迎えてくれました。中学部の授業は黒板や教科書がなく、自由な席でグループの話し合いを重視したスタイルが新鮮でした。友達同士の会話はタガログ語、授業は英語と、2言語を使いこなす姿にも驚き、私自身、もっと英会話を練習したいと思いました。今後も国際交流に参加して考えを深めるとともに、チャンスをもらえることに感謝し、挑戦を続けたいです。

知事

先生方が熱意と愛情を持って生徒に向き合い、社会へ羽ばたく人材を育てていらっしゃるのは素晴らしいです。
まさに実践的な英語能力が求められている今、県では高校生向けの「Stanford e‐Fukuokaプログラム」を実施しています。ぜひ夢を追ってチャレンジしていってください。

幸田 

郷土史会は会員22 名で、年2回の王塚古墳の特別公開での説明や案内のほか、近隣の古墳や遺跡を巡るバスハイクも年数回、行っています。町に貴重な遺跡があることを特にこどもたちに知ってほしいです。特別公開は全国から各回2000名近くが訪れますが、今年は4月の古墳館の火災のため中止になってしまいました。来年は開催できることを願っています。

知事

立派な展示館があり、かねて観光振興の活性剤になると思っていました。復旧後にはぜひPRし、知名度をもっと上げていきましょう。

郷土愛 カルタで育む

諫山

昨年、郷土カルタの「桂川そーつくカルタ」を、町や県の協力のもと図書館の全職員で制作しました。「そーつく」は方言で「歩き回る」という意味。カルタに描かれたスポットを巡って、郷土の良さを感じ、これからの地域づくりにも参加してもらいたいという思いをこめて名付けました。催しを定期的に開き、楽しく活用していきたいです。

知事

こどもから大人まで、遊びながらふるさとのことを学べるのはいいですね。地元を知る入り口として期待でき、地域の皆さんの連帯も生まれそうです。

國本

商工会青年部は20~40歳代の約30名で、夏まつりを主催するなど地域貢献活動をしています。小学4年生を対象とした「いのちの授業」は、若者の自死問題に対し何とかしたいという思いから始め、今年で9回目。身近な命を亡くした当事者の講話を直に聞いてもらうなどしています。

知事

命の大切さを肌身で感じてもらい、思いやりのある人を育てることは重要ですね。
本日は地域の皆さんが一体となってこどもたちを支え、育んでいこうという素晴らしい取り組みについて伺うことができました。ありがとうございました。

王塚古墳・王塚装飾古墳館

桂川町寿命376(王塚装飾古墳館)

0948-65-2900

6世紀の前方後円墳で、1952(昭和27)年に国特別史跡に指定。国内最多の6 色で盾や三角文などの文様を描いた豪華絢爛な装飾壁画で知られる。隣接する王塚装飾古墳館は、精巧な構造を再現した石室のレプリカなどを展示している。(2025 年11 月現在休館中。再開時期はホームページなどで告知予定)


JR 桂川駅

桂川町豆田131-6

0948-65-3330(町建設事業課)

0948-65-1106(町産業振興課)

駅周辺の利便性向上とにぎわい創出のため、2021年に新しい駅舎と南北を結ぶ約40メートルの自由通路が完成。駅1階には観光案内・待合スペース「keisen まちプラザ」があり、駅の外壁には古墳壁画の文様をイメージした装飾が施されている。隣接地には町営駐車場も整備されている。


ゆのうら体験の杜(もり)

桂川町土師4670-1

0948-65-3663

2018(平成30)年にオープンした町営の宿泊・体験施設。小学生のサマーキャンプやスポーツクラブの合宿などに多く利用されている。客室6 室のうち2 室は和室で、小さいこども連れにも人気。館内では料理教室などのイベントを定期的に開催している。

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