常任委員会は、その所管に属する県の事務に関する調査および議案、請願などを審査するために設置されています。本県議会においては、総務企画地域振興、厚生労働環境、県民生活商工、農林水産、県土整備、建築都市、文教、警察の8つの常任委員会が設置されています。今回は次の5つの委員会を紹介します。(◎印は委員長、〇印は副委員長)
農林水産委員会は、農林水産業の生産基盤の整備、農林水産物の生産および流通の安定、農林水産業生産組織の育成強化、農林水産業関係試験研究機関の整備、農山漁村環境の整備、山地・林地など自然環境の保全、食と農林水産業に係る啓発、農林水産業のDXの推進などについて審査および調査を行っています。
県土整備委員会は、公共用地取得の推進、道路整備事業、河川改修および河川総合開発の促進、海岸・港湾整備事業、急傾斜地の崩壊防止などについて審査および調査を行っています。
建築都市委員会は、住生活基本計画、公営住宅の管理、都市計画、公園・街路の整備、下水道の整備、建築指導行政の推進、県有施設の整備、行政改革などについて審査および調査を行っています。
文教委員会は、教育改革推進方策、社会の変化に対応した教育の改善・充実、教職員の定数・給与および勤務条件の改善、県立教育施設の充実、学校週5日制の弾力的な実施、生涯学習の振興・充実、保健体育・スポーツの振興、文化財の保護、私学振興、青少年の健全育成、学校や地域社会における児童生徒の安全対策などについて審査および調査を行っています。
警察委員会は、暴力団犯罪の取り締まり、少年の非行防止および健全育成対策、交通指導取り締まり対策および交通安全施設の整備、風俗営業など取り締まり対策、麻薬および密貿易取り締まり対策、警察署の管轄区域などについて審査および調査を行っています。
◆請願
請願とは、県議会に対し、住民の方々が要望や意見を述べる制度で、県議会議員の紹介を必要とします。請願は、委員会での審査後、本会議において採決され、採択、不採択、あるいは継続審査の決定を行います。なお、採択された請願は必要に応じて、国などに意見書を提出したり、県に対して、その処理経過および結果の報告を求めたりするなど、要望や意見の実現に向けて処理します。
提出する際は、定められた様式に必要事項を記載し、署名または記名押印の上、県議会議員(1人以上)の紹介を経て、議長宛てに提出してください。
◆陳情
陳情(要望書、要請書、決議書、嘆願書なども含む)とは、請願と同様に、県議会に対し、住民の方々が要望や意見を述べる制度ですが、県議会議員の紹介を必要としません。陳情は、本会議での採決は行いませんが、住民の方々の要望や意見を県の政策に反映させるため、関係の委員会に回付され、必要に応じて質疑が行われます。
提出する際は、請願と同様、必要事項を記載し、署名または記名押印の上、議長宛てに提出してください。なお、陳情は、県議会のホームページから電子申請により提出することもできます。この場合、署名および押印は必要ありません。
県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します。
9月定例会において設置された決算特別委員会では、付託された「令和6年度福岡県一般会計決算」など20件の議案について9日間の日程で審査が行われました。
主な内容は次のとおりです。
○ワンヘルスの取り組みについて(感染症対策における九州各県や経済界との連携についてなど)
○地方税の偏在是正について
○働き方改革について
○看護職員の確保について
○困難な問題を抱える女性への支援について
○保育士の確保と処遇の改善について
○林道整備について
○商工施策について (現在の特例措置を維持したプレミアム付き地域商品券の発行支援についてなど)
○「福岡県水道ビジョン」および水道法改正に係る水道事業の民営化問題について
○外国資本による不動産開発について
○小中学生の学力向上について
この他にもさまざまな課題について活発な質疑が行われました。
【審査の結果】
付託された20件の議案について、委員会の最終日に採決が行われ、いずれの議案も認定、または原案可決および認定すべきものと決しました。
同委員会の構成メンバーは次のとおりです。
◎香原勝司、〇中嶋玲子、秋田章二、大島道人、野原隆士、川端耕一、神﨑聡、井上博行、吉田浩一、大田満、髙橋義彦、花田尚彦、宮原伸一、林泰輔、波多江祐介、宮川宗一郎、原竹岩海、守谷正人、大田京子、豊福るみ子、嘉村薫、吉岡玲子、新開昌彦、西尾耕治、井上寛、川上多恵、靏林大我、浦田大治、新開嵩将、吉松源昭、冨安正直(◎印は委員長、〇印は副委員長)
8月18日、一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟の出口智嗣理事長、真鍋佑希事務局長などが県議会を訪問され、藏内勇夫議長、中尾正幸副議長をはじめ、スポーツ議員連盟役員などがお迎えしました。
藏内議長は、「本県でも昨年度、筑後広域公園に『BMXパーク』を整備しました。初級者から上級者までが楽しむことができるこの施設で、早速、アジア選手権が開催されることとなり、大変うれしく思います。県議会としましても、さまざまな大会の誘致や競技人口の増加のため、できる限り支援してまいります」とあいさつしました。
マイナビpresents 2025 アジアBMXフリースタイル選手権は9月13日から15日まで筑後広域公園BMXパーク(筑後市)で開催されました。
9月28日、大阪・関西万博でワンヘルスシンポジウムが開催され、パネルディスカッションに世界獣医師会次期会長ならびに公益社団法人日本獣医師会会長である藏内勇夫議長がファシリテーターとして参加しました。
藏内議長と3名のパネリストにより、「森を守る」をテーマに、登山やキャンプを通じた自然とのふれあいの楽しさや達成感、不適切な野生動物との接触による人獣共通感染症リスク、山や森、野生生物を守るためにできることなどについて、パネルディスカッションが行われました。
9月28日、第79回国民スポーツ大会(9月28日から10 月8日まで開催)総合開会式が平和堂HATOスタジアム(滋賀県)で開催され、中尾正幸副議長、スポーツ立県調査特別委員会の中牟田伸二委員長、田中雅臣副委員長、スポーツ議員連盟の井上順吾会長、 𠮷田健一朗事務局長が出席しました。
開会に先立ち、福岡県選手団の現地結団式が行われ、中尾副議長は、「選手、スタッフ、県民の皆さまに、最高のフィニッシュをお見せできるよう、チーム福岡一丸となって戦いましょう」と選手の皆さんを激励しました。
10月11日、マイナビ ツール・ド・九州2025福岡ステージが開催され、スタートセレモニー、表彰式に藏内勇夫議長が出席しました。
筑後広域公園(筑後市)で開催されたスタートセレモニーにて、藏内議長は、「選手が並んでいる『ワンヘルス・カーボンゲート』は、“人と動物の健康と環境の健全性は一つ"という『ワンヘルス』の理念を象徴的に表しています。沿道からの応援を力に変え、大いに頑張ってください。選手の皆さんの奮闘を期待しています」とスターターとしてあいさつしました。
福岡県議会事務局 調査課
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福岡県議会ホームページ
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