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2019 夏号 SUMMER 通巻595号 令和元年6月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

小竹町でがんばっている皆さんをご紹介

 

こたけボタカン実行委員会

「名物をつくりたい」が実現
町が盛り上がる春の風物詩に

「こたけボタ山クロスカントリー駅伝大会」でチーム全員で手をつないで仲良くゴールする様子

チーム全員で手をつないで仲良くゴール

 

 新緑まぶしい5月に開催される「こたけボタ山クロスカントリー駅伝大会」。今年で4回目となったこの大会を企画・運営するのが「こたけボタカン実行委員会」です。

 設立のきっかけは、実行委員長の萬田美代子(まんだ みよこ)さんが小竹町の有志のメンバーらと「町の名物をつくりたい」と思ったこと。折しも古河機械金属株式会社が所有するボタ山跡地を活用してもよいという話があり、大会実施を決意。当初わずか5人から6人でルールを決めるところから始め、まさにゼロからのスタートでした。萬田さんは、「大変さより楽しさが勝っていましたね。でも何より、運営を助けてくれる皆さんへの感謝の思いが一番です」と笑顔で振り返ります。大会を盛り上げる太鼓の演奏や応援看板、写真撮影など、全てがボランティア。「私たち実行委員会は楽しんでやっています。そうすることで人が集まり、大会が楽しくなると信じていますから」と力強く語ってくれました。

コース際から熱い声援を送る実行委員長の萬田美代子(まんだ みよこ)さんの写真

コース際から熱い声援を送る萬田さん

太鼓演奏の様子

小竹祇󠄀園山笠振興会による迫力ある太鼓演奏

競技の様子

1周1キロメートルのコースを4時間の間に何周回れるかを競う

 

問い合わせ
小竹町 まちづくり推進課 電話09496-2-1214 ファクス09496-2-1140

 

NPO法人リトルバンブー

子育て支援から生きがいづくり
“小竹愛”を胸に、幅広く活動

 「NPO法人リトルバンブー」は平成27年に発足。子どもを預けたい人と、子どもを預かり世話をする人のマッチングを図る、子育て支援事業を展開しています。発足後、1年間の準備期間を経て、2年目は37件、3年目は85件の利用があったといいます。子どもを預かり世話をする人は、40代から70代の50人に及び、「やりがいがある」「頼られるのがうれしい」と評判のようです。

 平成29年からはお試し居住体験施設「こたけ創造舎」の運営を行い、趣味の講座や作家展など、地域交流の活動拠点としても活用しています。定期的に開催する朝市では、お客さん、生産者、スタッフの明るい声が、あちこちで聞こえます。「にぎやかでしょう?」と理事長の山﨑伸一(やまさき しんいち)さんは笑います。「ボランティアで活動している高齢者の皆さんの持ち味を発揮できる場をもっとつくりたいと思っています。野菜作り名人の野菜で料理名人が腕を振るう食堂とかね」と梶原扶美江(かじわら ふみえ)さん。今後さらに活動の幅が広がっていくことでしょう。

 
朝市に一人でやって来た近所の小学生の写真

朝市に一人でやって来た近所の小学生。大好きな「Yu-3(ユーサン)」のパンと一緒に

小竹産の朝採れ野菜の写真

小竹産の朝採れ野菜は安くて新鮮

地元の家具職人が手掛けた色鉛筆の写真

地元の家具職人が手掛けた色鉛筆

 
理事長の山﨑伸一(やまさき しんいち)さん(右)と梶原扶美江(かじわら ふみえ)さん(左)の写真

理事長の山﨑さん(右)と梶原さん(左)

 

問い合わせ
NPO法人リトルバンブー 電話080-9245-7837 ファクス0949-66-3031

 
 

PICK UP! 小竹町のおすすめ!

秋風と灯(あか)りの夕べの写真

秋風と灯(あか)りの夕べ

毎年10月に小竹町中央公民館で開催。竹灯籠(とうろう)の温かい明かりに包まれながら、ピアノの演奏とともに詩や絵本の朗読を楽しめる

ふるさとマラソン大会の様子

ふるさとマラソン大会

御徳(ごとく)大橋下のサイクリングロードからスタートし、小竹町の豊かな自然を感じながら心地よく走ることができる

 
ブルーベリーの写真

ブルーベリー

山の里自然農園で栽培されている大粒のブルーベリーは、ビタミン、ミネラルが豊富で甘みが強いのが特長。6月中旬から7月中旬に収穫期を迎える

クロダマル黒大豆の写真

クロダマル黒大豆

地域おこしのために地元農家が生産している黒大豆。筑豊では非常に珍しい品種で、甘納豆やきな粉などの加工品も生産されている

獅子米の写真

獅子米

南良津地域の伝統文化である獅子舞にちなんで名付けられたお米。農薬・化学肥料を抑えて栽培している