県議会の最近の取り組みについて、その一部の概要を紹介します。
12月26日、九州各県議会議長会議が那覇市で開催され、樋口明議長と守谷正人副議長が出席しました。
会議では、九州・沖縄未来創造会議の今後のあり方や、JR九州が3月のダイヤ改正で大幅な運行削減や駅の無人化を計画していることに対する決議案について審議が行われました。未来創造会議については引き続き継続していくことが、JR九州のダイヤ改正については「JR九州に対し鉄道利用者の安全・安心の確保及び路線の維持・充実を求める決議」が決定されました。
この決議については、1月9日にJR九州本社で要請活動を行い、樋口議長は併せて、九州北部豪雨で不通となっている路線についても、存続・早期復旧に努めていただくよう要望しました。
2月7日「平成29年度九州各県議会議員交流セミナー」が長崎市で開催され、福岡県議会からは議員19人が参加しました。
本セミナーは、九州各県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題などについて情報および意見交換を行うことにより、政策提案能力その他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すもので、今回が6回目の開催となりました。
今回は、日本貿易振興機構理事の前田茂樹氏による「グローバル化のなかの地方創生ージェトロの役割」と、させぼ四ヶ町商店街協同組合理事長の竹本慶三氏による「~まちを元気にする~」の2つの講演が行われ、九州各県から参加した約160人の聴講者は講師の話に熱心に耳を傾けていました。
1月15日から19日の日程で、樋口議長をはじめ、各会派の代表者や福岡県国際交流推進議員連盟の役員および会員が、小川洋知事らと共に、インド・デリー準州を訪問しました。
本県とデリー準州は、平成19年に友好提携を締結し、これまで、環境や青少年の分野で交流を重ねてきました。今回の訪問では、デリー準州のアルビンド・ケジリワル首相やラム・ニワス・ゴエル準州議会議長を表敬訪問するとともに、友好提携締結10周年記念式典に参加し、友好関係をさらに発展させていくため新たな覚書を締結しました。
今回の覚書では、新たに「大気汚染」をテーマに環境分野の交流をより一層充実させていくとともに、「文化、遺産」の分野でも交流を始めていくこととしています。
1月26日、第159回全国都道府県議会議長会定例総会が東京都で開催され、本県議会から樋口議長が出席しました。
本会は、地方が抱える切実な課題などについて本会独自に、また全国知事会などと共に地方6団体として政府に要請を行うほか、各都道府県議会の発展のため、調査・研究などを行っています。
総会では、本会の活動に係る平成30年度予算(案)が審議され、原案のとおり決定されました。このほか、「平成30年度の地方税財政について」と題し、総務省事務次官の安田充氏による講演が行われました。
12月21日から24日の日程で、樋口議長、松本國寛福岡県日中友好議員連盟顧問をはじめ、各会派の代表者や福岡県日中友好議員連盟の役員および会員が、小川知事らと共に、中国・江蘇省を訪問しました。
本県と江蘇省は、平成4年に友好提携を締結し、これまで、環境、経済、青少年、文化・学術など幅広い分野で交流を深めてきました。今回は、江蘇省での友好提携締結25周年記念事業に参加し、友好関係のさらなる発展を図るために訪問したものです。
22日は、江蘇省人民代表大会を表敬訪問し、趙鵬(ちょうほう)常務委員会副主任と会談。樋口議長は「友好提携25周年を機に、両県省の友好がより一層深まることを期待しています」とあいさつしました。また、福岡県と江蘇省の友好のシンボルとして1996年に開園した「福岡‐江蘇友好桜花園」などを視察した後、「福岡県と江蘇省の友好提携関係のさらなる発展に関する協議書」署名式に参加しました。
また、24日には、25周年記念事業の一環として、八女茶の伝来元である蘇州で開催された「福岡県・江蘇省友好茶会」に参加しました。
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