県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します。
7月15日から20日までの6日間の日程で中尾正幸議長は各会派代表者らとともに、インドネシア福岡県訪問団に参加し、小川洋知事とインドネシア共和国を訪問しました。
16日と17日には首都ジャカルタの南西部バンテン州タンゲラン県の商業施設で「福岡フェア」を開催し、福岡の観光や食、福岡発信のポップカルチャーなど本県の魅力をPRしました。
会場では、四季折々の美しい観光地の紹介や福岡を拠点とするアイドルグループ「LinQ」のライブを行うとともに、うどん・水炊き・がめ煮など本県の郷土料理や八女茶を多くの来場者に味わっていただきました。
中尾議長は、オープニングセレモニーで、「福岡県は、インドネシアと同様、美しい海と澄んだ空、緑の山々に囲まれた自然豊かなところです。一方、古くからアジアとの交流の窓口として長い歴史を刻んできたところでもあります。今回のフェアを通じて、多くの皆さまに本県の魅力を知っていただきたいと思います」とあいさつしました。
18日は、観光誘客促進に向けたインドネシア旅行業界幹部との意見交換や、インドネシアオリンピック委員会およびインドネシア青年スポーツ省を訪問し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたキャンプ地誘致活動を行いました。
そのほか、インドネシア福岡県人会との意見交換会、オイスカ・スカブミ研修センターでの交流や自動車関連施設の視察を行うなど、インドネシアとの友好交流の促進に向けた有意義な訪問となりました。
「福岡フェア」オープニングセレモニーの様子
インドネシアオリンピック委員会の皆さんとの懇談の様子
7月20日、全国都道府県議会議長会農林水産環境委員会が東京都で開催され、本県議会から佐々木徹副議長が出席しました。
委員会では、最初に、農林水産省の山口英彰大臣官房総括審議官から「総合的なTPP関連政策大綱に基づく国内農林水産業対策について」と題した所管行政に関する説明がありました。次に、定例総会へ提出する本委員会関係議案について審査が行われ、「食料・農業・農村政策の推進について」や「食の安全・安心を確保する制度の拡充強化について」など5件の議案がいずれも原案のとおり可決されました。
7月22日、福岡県とハワイ州の友好提携35周年を記念した「HAWAIIAN FESTIVAL IN FUKUOKA2016」が開催され、出席のため来福されているジョージ・アリヨシ元ハワイ州知事が県議会を訪問されました。
県議会では、正副議長をはじめ、歴代議長経験者や福岡県日米友好議員連盟の役員が訪問を歓迎し、中尾議長は、「アリヨシ様の故郷である福岡の地を、一層、魅力あふれるものにしていきたい」とあいさつしました。アリヨシ元ハワイ州知事は「これからはハワイ州と福岡県が一緒にいろいろな事業を試みることがとても大事だと考えています」とあいさつされました。
7月27日、第154回全国都道府県議会議長会定例総会が東京都で開催され、本県議会から中尾議長が出席しました。
総会では、各委員会で審査された議案について審議を行い、原案のとおり可決されました。
また、中尾議長は地方自治委員会の委員長ならびに国土交通委員会の委員に選任され、翌28日には、地方自治委員会の委員長として、新潟県、京都府の県議会議長とともに、佐藤文俊総務省事務次官や新藤義孝衆議院議員、島田三郎自由民主党総務部会副部会長に対し、総会で決定された「平成29年度政府予算編成並びに施策に関する提言」を提出し、意見交換を行いました。
佐藤文俊総務省事務次官との意見交換
8月4日、中尾議長は小川知事とともに、本県の県政推進のため、関係省庁に対して提言・要望活動を行いました。
麻生太郎財務大臣への要望活動
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