日本初の公立女子専門学校として大正12(1923)年に開設されて以来、「福岡女子大学」は、建学の精神である「次代の女性リーダーの育成」に力を注ぎ続けています。
多様化やグローバル化が加速する中、「言語を学ぶ」ではなく「言語で学ぶ」語学教育を展開。学生たちはその語学力を基盤に人文科学や社会科学、自然科学と幅広い分野で研さんを積みながら、国内外での体験学習などを通して、問題解決力や人間関係力を磨きます。入試・広報・キャリア支援センター副センター長の宗康成(そうやすなり)さんは「国際的視野で物事を考え、幅広い教養をもって社会や人と関わることができる、そんな次代に求められる女性を育てたい」と話します。
日本人学生が留学生と共同生活する「初年次1年間の全寮制」も大きな特徴。国際教養学科2年の大野夏希(おおのなつき)さんは「日常生活の中で異文化や多様性への理解を深めることができるので、寮生活が充実しています」と語ります。
恵まれた教育環境で成長を重ねる学生たち。社会へ、世界へ羽ばたくその未来に期待が高まります。
インターナショナルラウンジやイングリッシュ・カフェなど、学内の至るところで日本人学生と外国人留学生が外国語で会話を楽しむ姿が見られる
習熟度別少人数制クラスで、語学力だけでなく思考力や表現力も養う学術英語プログラム「AEP」。卒業までに英語での2000語程度の小論文執筆や15分程度の口頭発表力の習得を目指す
1年次の日本人学生と留学生が生活を共にする「国際学友寮 なでしこ」。さまざまな価値観にふれあいながら、国際的感性や異文化理解力を高める
世界18の国と地域にある26大学と交流協定を締結。短期・長期の留学をはじめ、海外体験学習プログラムでは現地の行政機関やNGOなどで学ぶことができる
県では、女性が個性と能力を生かして活躍できる社会の実現に向けて、特色ある取り組みを行っています。
今年8月には男女がともにいきいきと輝く社会や世界について考える「福岡国際女性シンポジウム」が開催され、女性の活躍推進に向けた事例紹介や意見交換が行われました。
また、国際的な視点を持ち、男女共同参画社会の推進を担う女性を育成するため、昭和58年度から福岡県女性海外研修事業「女性研修の翼」を実施。さらに全国的にも女性社長の割合が高い福岡県では、女性の起業をより盛んにするため、実践的な支援を行う「女性企業家育成塾」なども開催しています。
福岡県男女共同参画センター「あすばる」では、「ふくおか女性いきいき塾」を3年前にスタート。企業や地域の女性リーダー育成を視野に、幅広い分野から招いた講師陣によるセミナーや人材育成カリキュラムを実施しています。
「福岡国際女性シンポジウム」では、あらゆる国籍や世代の男女が集い、ともに活躍できる社会づくりについて議論が交わされた
タイ王国のコープカン・スリヤサット・ワッタナワランクーン観光・スポーツ大臣が女性の活躍と経済発展について講演を行った
「ふくおか女性いきいき塾」では、塾生から活発に意見が出された
「女性研修の翼」で海外に派遣された女性はこれまでに600人を超える。帰国後は男女共同参画の推進役を担っている
福岡県男女共同参画センター「あすばる」では、情報提供や研修会・セミナーの開催などを通じて、男女共同参画社会実現のために活動する皆さんを支援しています。
所在地 春日市原町3-1-7 クローバープラザ内
電話092-584-1261
ファクス092-584-1262
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