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グラフふくおか 2015夏号 summer 通巻579号平成27年6月20日発行(季刊) 発行 福岡県 県民情報広報課

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特集 いざ!地方創生 日本の元気を福岡から

交流人口を拡大して地域を活性化!

地方への人の流れをつくる

写真:「あさくら観光協会」事務局長を務める里川径一(さとかわみちひと)さん「地方創生での観光の役割を考えると、観光は恋愛みたいなもので、移住・定住が結婚のようなものだと思います。観光で地域の良いところを試してもらって、気に入ったら住んでもらう。そのお手伝いができたら」と語る里川さん
写真:東峰テレビ放送の「ふらっと!!あさくら」東峰テレビ放送の「ふらっと!!あさくら」では、インターネットとケーブルテレビで朝倉地域の魅力を生放送する
写真:「ちくぜん生誕10年祭」の様子筑前町合併10周年記念のイベント「ちくぜん生誕10年祭」の様子
写真:「1039人1040脚」でギネス世界記録を達成平成25年には朝倉地域の住民有志が参加し、それまでの「602人603脚」を大幅に更新する「1039人1040脚」でギネス世界記録を達成

 県内各地域では、観光客など、地域を訪れる人を増やし、交流人口を拡大させるため、地元の人たちが中心となり、各地域の強みを生かした多彩な取り組みが行われています。
 「あさくら観光協会」の事務局長を務める里川径一(さとがわみちひと)さんは、県と朝倉市、筑前町、東峰村で構成される「朝倉地域広域連携プロジェクト推進会議」の中心メンバー。地域の魅力を発信する動画制作や、住民も観光客も参加できるイベントの企画など、さまざまな取り組みに携わっています。

 「地域の人が昔から当たり前と思っているものが、外部から見たら実は魅力的な観光資源だったりするんです。外から人が来て、地域の人が価値に気づき、誇りを持ってもらう。そうしたら自然とその地域も元気になっていくと思うんです。その循環がつくれたら」と、熱い思いを語ります。
 魅力ある地域づくりは、同時に移住・定住のきっかけづくりにもなり、地方創生を根っこから支えています。