

福岡県の北部に位置し、海山の自然に恵まれた福津市は、平成17年に旧福間町と旧津屋崎町が合併して誕生し、今年で市制10周年を迎えました。
市名には幸“福”と人が集まる“津”(港・場所)という意味が込められており、市では「住んでみたい、住み続けたいまちづくり」を進めています。JR福間駅周辺の開発をはじめとする暮らしやすい環境づくりや定住化の促進に取り組み、移住者が増加中。地元の人との交流をきっかけに生きがいを見いだすなど、新しい幸福が生まれています。
美しい海岸風景
玄界灘に面した福津市には、恋の浦をはじめ、津屋崎海岸、宮地浜、福間海岸など、真っ白な砂と青い海がつくる美しい海岸が複数あり、海水浴場として人気が高い。海水は透明度が高く、ウミガメをはじめ、多様な生物が生息している
津屋崎千軒(せんげん)民俗館「藍(あい)の家」 明治34年に染物屋として建てられ、現在はギャラリーや藍染め体験(要予約)の会場、地域住民の憩いの場として多くの人に利用されている。国の登録有形文化財
津屋崎干潟(ひがた)国の天然記念物・絶滅危惧種に指定されるカブトガニが生息。同じく絶滅危惧種のクロツラヘラサギなどの渡り鳥も飛来する生物の宝庫となっている
ほたるの里(本木川自然公園) 本木川の上流にあり、5月下旬から6月上旬にかけてホタルの乱舞が楽しめる。お花見スポットでもあり、2月は梅、3月はしだれ桜が見もの
あんずの里 ふれあいの館農林漁業体験実習館として研修室などを備えるほか、直売所を併設。地元でとれる新鮮な野菜や海の幸などを販売しており、遠方から買いに来る人も