

福岡県の南東、大分県との県境にあり、南部に広がる耳納(みのう)連山、北部を悠々と流れる筑後川など、自然に恵まれたうきは市。平成17年に吉井町と浮羽町が合併して誕生しました。
市街には豊後街道の宿場町として栄えた白壁の町並みが残り、山麓一帯では柿やブドウなどの果樹が季節を告げ、つづら棚田や茅葺(かやぶ)き民家が風情を誘います。
また、県で初めて認定された森林セラピー基地の取り組みも盛んで、「癒しのまち」として注目を集めています。
つづら棚田
標高約500mの山里、新川地区に約400年前から続く300枚ほどのつづら棚田。日本棚田百選にも選ばれている。水面の輝きも美しい初夏の水田、彼岸花に包まれる秋の風景など、四季折々にさまざまな表情を見せてくれる
JR久大本線筑後川橋りょうと沈み橋 映画やドラマのロケ地になった大分との県境スポット。沈み橋の上からは、平成25年に運行を開始した「ななつ星 in 九州」が通過する様子を眺めることができる
清水湧水(きよみずゆうすい) 約760年前から地域の人々によって守られてきた名水。寺院の境内に湧出しており、1日の湧水量は約700トン。昭和60年には「日本名水百選」に選ばれた
調音(ちょうおん)の滝公園 魚返(うおがえ)りの滝、 斧淵(おのぶち)の滝とともに巨瀬(こせ)の三滝と呼ばれ、「水源の森百選」にも選出されている。7月の滝開きから夏季の間は、そうめん流しや流水プールも楽しめる
道の駅うきは 重要文化財「くど造りの民家」を模した木造の直売所。地元の農産物や加工品など、うきはブランドがそろう。高台にあり、筑後平野の自然豊かな景観が一望できる