本文へ移動

グラフふくおか 2013夏号 SUMMER 通巻571号平成25年6月20日発行(季刊) 発行 福岡県 県民情報広報課

目次に戻る

県議会だより

県議会の動き|県議会の最近の取り組みについて、その一部の概要を紹介します。

予算特別委員会

 本年2月定例会におて、予い算特別委員会が設置され、平成25年度福岡県一般会計予算など20件の当初予算議案の審査を行いました。

 審査に当たっては、二元代表制の趣旨を踏まえ、県政の重要課題を中心に多岐にわたって活発な議論が交わされました。審査の過程において議論された主なものは次のとおりです。

  • 財源の確保(自動車取得税の廃止に伴う代替財源の確保など)
  • 再生可能エネルギー(県営ダムでの発電の可能性など)
  • 公共工事の最低制限価格の引き上げ
  • 医療問題(在宅医療推進事業、新たな胃がん検診方法の導入、難病相談支援体制の充実など)
  • 環境問題(越境大気汚染であるPM2・5についての情報提供のあり方など)
  • 軽度・中等度の難聴児に対する補聴器購入の助成
  • 性暴力・DV被害者支援の拡充(相談窓口のワンストップ化など)
  • 基本的生活習慣習得事業(幼児期に規則正しい生活習慣を定着させ、就学後の学力向上につなげる事業について)
  • 農業問題(大豆と麦類の生産拡大に向けた生産法人の育成や耕作放棄地等の活用など)
  • 産業政策(「軍師官兵衛」に関わる観光振興、地域経済の活性化など)
  • 防災減災対策(水害解消にむけた対策、レーダーによる路面下の空洞調査の実施など)
  • 教育問題(教員採用試験における講師経験者の特例措置、体罰問題など)

 このほか、県民幸福度日本一の福岡県づくり、世界記憶遺産、世界に打って出る若者育成事業など、多岐にわたって質疑、要望がなされました。 議案審査終了後、付託を受けた20件の議案について採決を行い、いずれの議案も起立多数をもって原案のとおり可決しました。

写真:予算特別委員会審査風景(平成25年3月)
予算特別委員会審査風景(平成25年3月)

大韓民国慶尚南道議会による表敬訪問

 4月30日、本県議会が友好交流協定を締結している、大韓民国慶尚南道議会訪問団10人が議長室を訪問されました。

 松本國寛議長および新村雅彦副議長、自民党県議団の藏内勇夫会長、民主・県政県議団の吉村敏男会長、公明党の森下博司団長、緑友会の林裕二副会長をはじめ、日韓友好議員連盟の役員らがお迎えし、福岡県と慶尚南道の両地域の人的交流、文化・経済分野などの民間分野を含めた相互交流などについて、意見交換が行われました。

写真:慶尚南道議会訪問団の皆さんと(平成25年4月30日)
慶尚南道議会訪問団の皆さんと(平成25年4月30日)