
筑後平野に抱かれた大刀洗町は、九州最大の河川・筑後川の恵みを受け、豊かな田園地帯を形成しています。町名は、1359年、南北朝時代の九州における最大の合戦「筑後川の戦い」において、武将・菊池武光が小川で太刀を洗ったという伝説から名付けられました。
キリシタン信仰の地としても知られ、のどかな平野におごそかに建つ教会は、見る人の心を温かく包み込みます。
今村カトリック教会
大正2(1913)年に完成した双塔ロマネスク風レンガ造りの教会は、教会建築の名工といわれる鉄川与助が設計。中央祭壇の大天使ミカエル像、フランス製ステンドグラスなど美しい意匠に心奪われる
※撮影は特別に許可を得ています
菊池武光像 町名の由来となった武将・菊池武光の銅像は、大刀洗公園内に設置されている。馬腹などに残る弾痕は昭和20年の大刀洗飛行場空襲時のもの
西光寺 豪族・三原氏の菩提寺として大同4(809)年に建立。ひのき造りの阿弥陀如来は鎌倉時代、脇侍(わきじ)の両菩薩は南北朝時代の作と考えられ、県の文化財に指定されている
床島堰 草野又六と5人の庄屋の指導のもと、困難を極めながらも正徳2(1712)年に完成させた堰。恵利堰(えりぜき)・床島堰(とこしまぜき)・佐田堰(さだぜき)の3堰の総称
大堰(おおぜき)神社 床島堰の建設に貢献した指導者たちが祭神として加えられている。毎年5月5日に大堰神社水天宮大祭が行われる