九州国立博物館

美術大全集でもおなじみの中国・国宝級の名品の数々がやってきます。黄河や長江などの大河、起伏に富んだ大地に抱かれ、古来各地に特色ある文化圏を形成してきた中国。初期王朝とされる夏から宋にいたるまでのおよそ3000年の時間を縦糸に、それぞれの時代に栄えた二つの王都や地域を横糸に、これらが織りなすダイナミックで多彩な世界を紹介します。

福岡県立美術館

久留米市出身の洋画家、坂本繁二郎（1882-1969）は、能面や果物、茶碗、書物など、日常身辺にある道具や題材を取り上げて、静謐で精神性の高い静物画を制作しました。坂本繁二郎の画業における静物画の魅力に迫り、近代日本における静物画の様相を探ります。

• ● 学芸員によるギャラリートーク：土曜日 14時〜
• ● 8月上旬にワークショップを実施予定

九州芸文館

写真家で切り紙作家の今森光彦さん（１９５４-）は、昆虫や里山を題材に活躍しています。生き生きとした魅力あふれる動植物の姿や、自然と人とが共生する田園の風景。この夏休み、多彩な手法で映し出される自然の世界を感じてみませんか。