世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。
糸島保健福祉事務所では、世界エイズデーに合わせて、令和7年12月7日(日)に「HIV/エイズ・梅毒迅速検査」を実施します。
迅速検査では、採血後1時間程度で結果が判明しますので、検査当日に結果をお伝えすることができます。
平日の検査を受ける時間のない方にお勧めします。
※検査は、無料、匿名、予約不要です。
令和7年12月7日(日) 受付時間:10時から11時まで
予約不要です。どなたでもお気軽にお越しください。
・HIV/エイズ (血液検査)
・梅毒 (血液検査)
相談・採血後1時間程度で結果をお知らせします。
ただし、確認検査が必要の場合等は、約2週間後に来所いただき、結果を説明します。
糸島総合庁舎 1階 診察室・予診室
(糸島市浦志二丁目3番1号)
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は主に性行為で感染し、HIVに感染することで、エイズ(後天性免疫不全症候群)を発症します。
しかし、HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。自覚症状のないまま数年が経過し、その間に免疫力が徐々に低下することで体の抵抗力がなくなり、エイズを発症します。
そのため、HIVの感染を早く知り、他の人への感染を防ぎ、適切な治療を受けることがエイズの発症を遅らせるために大切です。
HIV検査では、血液中にHIVに対する抗原や抗体があるかどうかを調べます。血液中にHIV抗体ができるまでに感染してから通常6週間から8週間かかるため、感染の可能性のある行為から3か月以上経過してから検査を受けると、より正確な結果を得ることができます。
梅毒とは、主に性的接触により梅毒トレポネーマという病原菌に感染することで、感染した部位にしこりや発疹ができるなど、様々な症状が出る感染症です。
梅毒の感染者は全国的に増加しており、福岡県でも令和5年は過去最高の報告数となりました。
令和7年も過去最高であった令和5年と同様に増加しているため、現在も感染が拡大しています。
性感染症は症状がなくても感染していることがあり、知らないうちに誰かにうつしてしまうこともあります。
そのため、あなたと大切なパートナーを守るためにも、少しでも不安がある方はこの機会に検査を受けてみませんか。
【糸島保健福祉事務所の定例検査について】HIV/エイズ・梅毒・性感染症検査のお知らせ