きらめきマイタウン/福智町
きらめきマイタウン/
福智町
福智山の雪景色
町のシンボルである「福智山」は、北端の皿倉山から南端の香春岳へ続く山並みのほぼ中間に位置しています。彦山川の水面に映り込む福智山の雪化粧が幻想的で美しい姿を見せています。
福智町おすすめスポット
RECOMMENDED SPOTS IN FUKUCHI TOWN
2006年に赤池(あかいけ)町・金田(かなだ)町・方城(ほうじょう)町が合併して誕生した「福智町」。町名の由来となった「福智山」は3町の共通のシンボルとして地域の人から愛されています。福智山の麓(ふもと)には上野焼の窯元が点在し、陶芸の里としても全国で名高い町です。
上野焼(あがのやき)
400年以上の歴史を誇る国指定伝統的工芸品。利休七哲(しちてつ)の一人であり、茶人として名高い豊前小倉藩主・細川忠興(ほそかわただおき)が陶土や水質に恵まれた福智山の麓に窯を築かせたのが始まりといわれている。多種の釉薬(ゆうやく)が使われており、色彩の豊かさを楽しめる。また、薄づくりで軽く、日々の暮らしの中にも取り入れやすい。
ことこと列車
平成筑豊鉄道のレストラン列車「ことこと列車」は、鉄道沿線の活性化と地域ブランド化を目指し、2019年より運行をスタート。JR九州の「ななつ星」「或(あ)る列車」を手掛けた水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏が車両をデザイン。食事とともに、およそ3時間の旅をゆっくり満喫できる。アジアを代表するフレンチシェフの福山剛(ふくやまたけし)氏が料理監修した地元食材を使った極上メニューを、福智町を代表する上野焼の器が彩る。
ふくち☆リッチジェラート
町の素材を中心に、県や九州の素材をぜいたくに使った福智町発のジェラート。定番フレーバーは、町内で採れた卵を使った濃厚なカタラーナのジェラートをはじめ、厳選されたあまおうや赤ワインで煮たいちじく「とよみつひめ」の果肉が入ったシャーベットなど12種類。香料や着色料は一切使わず、素材の味を存分に楽しめる。
ふくちのち
旧赤池町役場をリノベーションした図書館・歴史資料館。知識や情報の「知」と、歴史や風土の「地」が交わる“拠点”であるというコンセプトから「ふくちのち」と名付けられた。館内は書籍や漫画と歴史資料館の展示品が隣り合わせに配置されており、本を読みながら歴史的資料にも自然と触れ合える。3Dプリンターなど、最新の工作機器を利用できる「ものづくりラボ」や、旧町役場の議事堂をそのまま再活用し、上映会などが楽しめる「サイレントルーム」などもあり、従来の図書館にはないこだわりの空間となっている。
福智町の取り組み
INITIATIVES IN FUKUCHI TOWN
ちょうどいい暮らしを町全体でサポート
自然との距離が近く、自分に合ったライフスタイルや趣味が自由に楽しめる福智町。町への移住・定住を促進するため、「ちょうどいいふくち暮らし」をキーワードに町が力を入れているのが、暮らしやすい環境づくりです。
第3子以降の保育料や中学3年生までの医療費の無料化の他、子育て世帯が家を新築した場合に最大150万円を交付しています。また、地域子育て支援センターでの子育てサロンや親子交流の場の提供など、バックアップ体制も充実。安心して子育てができます。さらに、図書館・歴史資料館「ふくちのち」や温泉施設など、町内のさまざまな施設でも、子どもが伸び伸びと過ごせる場所を設けています。
町全体でしっかり子育てができる環境を整備することで、心にゆとりをもって「ちょうどいい暮らし」を楽しむことができます。