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2018 春号 SPRING 通巻590号 平成30年3月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

チカラを合わせて地域課題を解決

ふくおか共助社会づくり表彰

 「ふくおか共助社会づくり表彰」は、NPOの社会的な信頼性向上を図るとともに、NPOや企業、行政などによる協働の優れた取り組みを、県民の皆さんに広く発信するものです。

ふくおか共助社会づくり表彰

平成29年度「ふくおか共助社会づくり表彰」を受賞した「ふくおか筑紫フードバンク」の関係者の皆さん

福岡県では、さまざまな分野で活動し、地域課題を解決するサービスの担い手として大いに期待されるNPO・ボランティア(以下、「NPO」という。)と、企業、行政などの多様な主体が、互いに支え合い、共に助け合い、地域の課題を解決する「共助社会」の実現を目指し、NPOの運営面の支援、共助社会への理解促進などを進めています。

 

福岡県共助社会づくり基金・ふくおか地域貢献活動サポート事業

 「広く地域課題の解決を図る取り組みを応援したい」という県民や企業の皆さんの思いを「寄付」という形でお預かりし、NPOが多様な主体と協働して地域課題の解決に取り組む社会貢献活動へとつなぐ「福岡県共助社会づくり基金」を設置しています。
 お預かりした寄付は、基金の主旨に沿った活動を支援する「ふくおか地域貢献活動サポート事業」に活用しています。

このホームページは、「ふくおか地域貢献活動サポート事業」を活用し、作成された。広報の充実など、NPOの活動支援の方法の一つとしても活用されている

基金の仕組み
 
共助社会づくりに関する県の取り組みについて、詳しくはこちらから
福岡県NPO・ボランティアセンターホームページ https://www.nvc.pref.fukuoka.lg.jp/
福岡県NPO・ボランティアセンター
 
それぞれが得意分野を生かし、子ども食堂を開催

 特定非営利活動法人チャイルドケアセンターは、長年、大野城市を中心に乳幼児の子育て支援や学童保育を運営し、子どもたちと日々触れ合う中で、「地域の大人も巻き込んで、この子どもたちの元気を地域に広げ、地域を活性化できないか」と考えました。そこで、人が集まりみんなが笑顔になる子ども食堂の継続的な支援を目的に、寄付された食材を子ども食堂に届ける「ふくおか筑紫フードバンク」を立ち上げました。企業や行政、子ども食堂を運営する地域の方々と協働し、それぞれの得意分野を生かして支え合うことができるようなネットワークづくりを進めています。

特定非営利活動法人チャイルドケアセンター連携構図
 
  • 食事中には子どもたちに笑顔があふれる

  • ボランティアによる催し物を通じて、子どもたちは遊びや学びの体験を深める

  • フードドライブ活動の実施回数はまだ少ないが、今後も定期的に継続する予定

  • 2月に実施されたフードドライブ活動では、多くの食材が寄付された

 
「ふくおか筑紫フードバンク」について、もっと知りたい人はこちらから
ふくおか筑紫フードバンクホームページ http://chikushifoodbank.net/
ふくおか筑紫フードバンク