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2015 冬号 WINTER 通巻581号 平成27年12月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

きらめきマイタウン柳川市

白秋が愛した故郷、おもてなしの心が通う温かなまち「水郷柳河」

 
柳川名物・川下りの風景の写真
 

柳川名物・川下りの風景。明治から昭和初期にかけての国民的詩人・北原白秋(きたはら はくしゅう)の詩情を育んだ風致景観が評価され「水郷柳河(すいきょうやながわ)」の名称で国指定名勝に選ばれた

 

笑顔と風情が
こころ潤すまち

 福岡県の南部、筑後平野の最南端に位置する柳川市。旧柳川市・大和町(やまとまち)・三橋町(みつはしまち)が合併し今年3月に10周年を迎えました。

 今年は近代の日本を代表する詩人・北原白秋の生誕から130周年になります。

 「おもてなしの心日本一プロジェクト」を掲げ、市民とともに、観光客150万人達成を目指したまちづくりにも取り組み、平成27年3月には、川下りで知られる美しい掘割(ほりわり)が「水郷柳河(すいきょうやながわ)」として国指定名勝になるなど、観光地として魅力がますます高まっています。

西鉄柳川駅の写真

西鉄柳川駅
駅舎と自由通路、広場を整備した西鉄柳川駅は2015年度のグッドデザイン賞を受賞。「駅に不可欠な階段を上手に用いたデザイン」と評価された

柳川観光列車の写真

柳川観光列車「水都-すいと-」
駅の改装とともに、柳川観光列車「水都」が西鉄天神大牟田線に10月4日デビュー。「柳川の伝統と四季の彩り」をテーマにした車両デザインが楽しめる

 
有明海くもで網の写真

有明海くもで網
柳川市有明海ツーリズム研究会が設置した有明海独特の伝統漁法。やぐらの上から網を広げ、潮の流れに乗って泳ぐ魚類を捕まえる。4月から10月は体験も可

白秋生家の写真

北原白秋 生誕の地
白秋生家は明治34(1901)年の沖端(おきのはた)大火災で大部分が焼失したが、昭和44年に復元。著書や遺品、資料などが多数展示されている。生家南側には記念館もある

柳川藩主立花邸 御花の写真

柳川藩主立花邸 御花(おはな)
元文3(1738)年に柳川藩5代藩主・立花貞俶(たちばな さだよし)が設けた立花家の別邸。明治時代に迎賓館として利用された西洋館や松濤園(しょうとうえん)などを見学できる。国指定名勝

 
おいでメッセ柳川の写真

おいでメッセ柳川
「柳川のよかもん・うまかもん」を紹介するアンテナショップ。柳川ブランド認定品や、農水産物を使って開発された特産加工品約200点が勢揃い

中山大藤まつりの写真

中山大藤まつり
樹齢約300年ともいわれる大藤の開花時期にあわせて毎年4月に開催。1200平方メートルに広がる藤棚に豊かで艶(あで)やかな房をつける藤の花が観賞できる

柳川雛祭り さげもんめぐりの写真

柳川雛祭り さげもんめぐり
女の子の健やかな成長を願い、ひな壇の前にさげもんを飾る風習にあわせ、2月から4月まで、おひな様始祭(はじめさい)や水上パレードなどのイベントが開催される

 
あまおう写真

あまおう
福岡県でだけ生産されているイチゴ「あまおう」は、柳川市をはじめとした県南地域での栽培が盛ん。全国屈指の人気を誇り、台湾や香港などにも輸出されている


柳川ブランド認定品写真

柳川ブランド認定品
地元の人々によって推薦された柳川名物の中から厳しい審査を経て選ばれた「柳川ブランド認定品」。これまでに47商品が認定されている

鰻の蒸籠蒸し写真

鰻(うなぎ)の蒸籠(せいろ)蒸し
全国的な知名度を誇る、柳川の郷土料理の一つ。市内には20軒を超える鰻料理屋がそろい、備長炭(びんちょうたん)などを使った秘伝の焼き方や蒸し方、味付けで腕を競う

柳川産海苔写真

柳川産海苔
有明海に面した柳川は、良質なノリの養殖地として全国2位の生産量を誇る。中でも、11月と1月に水揚げされる「初摘みノリ」が最も美味といわれる

 
 

生活体験施設 もえもん家(ハウス)

もえもん家(ハウス)写真

 柳川市は、豊富な観光資源に恵まれ、西鉄電車や九州自動車道、新幹線などを利用すれば、九州内はもちろん全国各地からのアクセスも充実しています。

 生活者の視点から柳川の魅力を体感してもらい、移住のきっかけにしてもらいたいと、市では柳川への移住を検討している世帯を対象に「もえもん家」を一定期間貸し出しています。これまでに6世帯10人の利用があるなど、柳川市への移住・定住の促進に一役買っています。

■ 問い合わせ

柳川市役所
福岡県柳川市本町87-1
電話0944-73-8111(柳川庁舎)
ファクス0944-74-1374
http://www.city.yanagawa.fukuoka.jp